じしんどう‐よそくちず【地震動予測地図】
将来日本で起こると予測される地震を地図に表したもの。文部科学省の地震調査研究推進本部が作成。活断層による地震の発生確率や地盤の強度などをもとに、全国を約250メートル四方に区切って危険度を示している。
じしん‐の‐す【地震の巣】
地震の発生が多くみられる地域。分布が帯状でなく、比較的一か所に集まっているものをいう。
じしん‐の‐ま【地震の間】
地震の際に避難する所として設けられた部屋。鎌倉・京都の将軍の御所、江戸城などに造られた。
じしん‐は【地震波】
地震の際、震源から四方に伝わる弾性波。実体波のP波(縦波)・S波(横波)、表面波のL波・R波などがある。
じしんはっせい‐かくりつ【地震発生確率】
個別の地震の平均活動間隔や前回の発生からの経過時間を考慮して、今後その地震が発生する確率を長期的に評価したもの。
じしんは‐トモグラフィー【地震波トモグラフィー】
地震波の伝播時間の差を利用して、地球内部の三次元構造を調べる手法。医療分野のCTやPETと同じ原理で内部構造(速度分布)を画像化する。この手法により、日本付近の太平洋プレートの沈み込みや、プルー...
じしんは‐の‐かげ【地震波の影】
震源から地震波が地球内部を通って広がるとき、地表上において地震波が伝わらない帯状の領域。震源から地球の中心を結ぶ軸からのなす角(角距離)が、S波の場合103度以上、P波の場合103度以上143度...
じしん‐ばいばい【地震売買】
地上権または土地の賃借権が登記されていない場合に、地主が地代値上げの目的で建物のある土地を仮装的に売買すること。日露戦争後の地価の暴騰の際に盛んに行われた。地震のように借地上の建物の存立の基盤を...
じしん‐ばん【自身番】
江戸時代、江戸・大坂などの大都会で、市中の警備のために各町内に置かれた番所。初め地主自らがその番にあたったが、のち、町民の持ち回りとなった。
じしんばん‐や【自身番屋】
自身番が詰めた小屋。自身番所。番屋。