とく‐せん【得選】
1 《采女(うねめ)の中から選ばれた者の意》御厨子所(みずしどころ)の女官で、食膳および雑事に従事した女房。とくせに。 2 律令制で、考課の対象となる官職。
とく‐そう【得喪】
得ることと失うこと。得失。「利害—の念に擾されずして」〈雪嶺・真善美日本人〉
とき‐つ‐くに【時つ国】
四季が順調にめぐり、よく治まっている国。「太刀抜かずして治まる—久しき」〈浮・武家義理・六〉
としょ‐りょう【図書寮】
⇒ずしょりょう(図書寮)
どう‐じょう【堂上】
《古くは「とうしょう」「どうしょう」とも》 1 建物の床の上。 2 室町時代以降の公家の家格の一。清涼殿への昇殿を許される家柄。また、公卿になれる家柄。堂上家。⇔地下(じげ)/堂下(どうか)。 ...
でんし‐ばん【電子版】
ウェブ上で配信される新聞・雑誌・書籍。電子書籍リーダー向けに作成されたコンテンツも含む。構成や内容は必ずしも印刷物の版と同じではなく、動画や音声、ハイパーリンクなどを加えたものが多い。エレクトリ...
とう‐よう【桃夭】
《「詩経」周南・桃夭から。嫁ぐ若い女性の美しさを桃のみずみずしさにたとえた語》女性の婚期。嫁入りどき。
とお‐づま【遠妻】
遠く離れている妻。会うことのまれな妻。また七夕の織女星。「天の川川風すずし—のいつかと待ちし秋や来ぬらん」〈夫木・一〇〉
と‐しょ【図書】
書籍。書物。本。ずしょ。「—を購入する」
と‐ちょう【斗帳/戸帳】
帳台の上を覆う布、また神仏を安置した厨子(ずし)や龕(がん)の前などにかける小さなとばり。金襴(きんらん)・緞子(どんす)・綾(あや)・錦(にしき)などで作る。斗(ます)をふせたような形をしてい...