せき‐たい【石苔】
石の表面に生えたこけ。
せき‐たい【石帯】
束帯のとき、袍(ほう)の腰に締める帯。牛革を黒漆で塗り、銙(か)とよぶ方形または円形の玉や石の飾りを並べてつける。三位以上は玉、四位・五位は瑪瑙(めのう)、六位は烏犀角(うさいかく)を用いた。ま...
せき‐たい【積堆】
[名](スル)うず高く積むこと。堆積。「野武士等は其の城中に金銀財帛を—するを聞き」〈鉄腸・雪中梅〉
せき‐た・つ【急き立つ】
[動タ五(四)] 1 急ぎあせる。はやる。「—・つ心を鎮める」 2 興奮する。「新男爵は赫(かっ)と—・ちて沓のまま飛び上がり」〈魯庵・破垣〉 [動タ下二]「せきたてる」の文語形。
せき‐た・てる【急き立てる】
[動タ下一][文]せきた・つ[タ下二]物事を早く行うように強く催促する。急がせる。「仕事を—・てる」
せき‐たん【石炭】
地中に堆積(たいせき)した過去の植物が、埋没後長い年月の間に分解・炭化した可燃性の岩石。炭化の程度により泥炭・亜炭・褐炭・瀝青(れきせい)炭・無煙炭に分けるが、普通は瀝青炭をさす。色は黒く緻密(...
せきたん‐えきか【石炭液化】
石炭を適当な方法で分解し油状にすること。高温高圧で石炭に水素を作用させる方法などがある。
せきたんえきか‐ゆ【石炭液化油】
石炭液化によって得られる油。鉄を触媒として用い、高温高圧で石炭に水素を作用させる液化法などが知られる。
せきたん‐かがく【石炭化学】
石炭の性質・構造などの研究や、石炭を原料とする各種工業製品を作る研究など、石炭に関係する諸化学の総称。
せきたんかがく‐こうぎょう【石炭化学工業】
石炭を原料とし、石炭ガス・ガス液・タール・コークスなどを取り出し、これらから各種化学製品を製造する化学工業。