もろ‐より【諸縒り/諸撚り】
片より糸を2本以上引きそろえて、そのよりと反対の方向により合わせること。
もろ‐ごえ【諸声】
互いに声を合わせること。いっしょに声を出すこと。「人々の—に叫ぶを聞きつ」〈鴎外訳・即興詩人〉
もり‐つぶ・す【盛(り)潰す】
[動サ五(四)]多くの酒を飲ませ、正体を失わせる。酔いつぶす。「量を頼みに心を—・そうと力(つと)めたのです」〈漱石・こゝろ〉
モルニア‐きどう【モルニア軌道】
人工衛星を中・高緯度地域で利用するための準同期軌道の一つ。国土が高緯度にあるため、赤道上の静止軌道は利用しづらい旧ソ連で考案された。衛星は長楕円軌道の遠地点付近では速度が下がるため、軌道傾斜角を...
モルタルボード【mortarboard】
上部を四角く平らに作り、その中心から房を垂らした帽子。大学の式典などでかぶる。博士帽。 [補説]左官道具の、モルタルをのせる四角い板に似ていることからの名。
諸鐙(もろあぶみ)を合(あ)わ・す
馬を速く駆けさせるために、左右の鐙で、同時に馬の腹を打つ。「—・せて馳せ参りて」〈太平記・一六〉
もみ‐で【揉み手】
左右の手のひらをすり合わせること。多く、頼み事や謝罪・弁解などをするときの手つき。「—をして頼みこむ」
も‐ほう【模倣/摸倣】
[名](スル)他のものをまねること。似せること。「人の作品を—する」
モーフィング【morphing】
ある画像から別の画像へ、連続的に変形させる画像表現。またはその技術。
もたせ‐ぶり【持たせ振り】
[名・形動ナリ]気をもたせるような言動をすること。また、そのさま。「文をやりても返事なし。さだめしこれはみづからに—にて」〈浄・世継曽我〉