せん‐スペクトル【線スペクトル】
原子のエネルギー準位間の遷移によって放射または吸収されて生じる線状の光のスペクトル。特定の波長の所に現れる。
せん・する【宣する】
[動サ変][文]せん・す[サ変]広く告げ知らせる。宣言する。宣告する。「世界に向けて独立を—・する」
せん・する【僭する】
[動サ変][文]せん・す[サ変]思い上がって身分・力量の上の人をまねる。おごって身分不相応なことをする。「公家を—・する田舎侍」「恩人ならぬ人はわが人好(よ)きに乗じて—・して我師となれり」〈鴎...
せん・する【選する/撰する】
[動サ変][文]せん・す[サ変]《「せんずる」とも》 1 多くの中からえらびとる。「最優秀作を—・する」 2 (撰する)詩歌・文章をえらぶ。えらんで編集する。「歌集を—・する」 3 (撰する)文...
せん・ず【先ず】
[動サ変]他より先に事を行う。先を越す。さきんずる。「大臣(おほいまうちぎみ)に—・ぜられて、ねたくおぼえ侍る」〈源・若菜上〉
せん‐ずい【仙髄】
脊髄のうち、仙椎の中を通る部分。
せんずい‐びょうぶ【山水屏風】
山水(さんすい)を主題に描いた屏風。平安時代には宮中などで用いられたが、鎌倉時代以降、密教の灌頂(かんじょう)儀式の調度に転用されるようになり、霊地の風景を描いたものも作られた。
せんず‐まんざい【千秋万歳】
初春の祝福芸で、宮中をはじめ諸寺・諸家を回ってことほぎをして舞い、祝儀をもらうもの。平安末期に起こり、中世に盛行した。せんしゅうまんざい。《季 新年》
せん‐ずり【千摺り】
男性の自慰。手淫。
せん・ずる【煎ずる】
[動サ変][文]せん・ず[サ変]茶や薬草などを煮つめて成分をとり出す。「ドクダミを—・ずる」