ぜん‐こん【善根】
《「ぜんごん」とも》仏語。よい報いを招くもとになる行為。また、さまざまの善を生じるもとになるもの。「—を積む」「—福種(ふくしゅ)」
ぜんこん‐やど【善根宿】
修行僧や遍路、貧しい旅人などを無料で宿泊させる宿。宿泊させることは、自ら巡礼を行うのと同じ功徳があるとされた。《季 春》
ぜんご
アジの尾に近い側線上に1列に並ぶ、とげ状のうろこ。ぜいご。ぜご。
ぜん‐ご【前後】
[名](スル) 1 ある位置を境にした、まえとうしろ。「—の車輪」「—を見回す」 2 時間的にみた、まえとあと。「大会開幕—の慌ただしさ」 3 物事の順序や相互の関連。また、筋道。「話に—のつな...
ぜん‐ご【善後】
あとのためによいようにすること。また、後始末をよくすること。「—処置」「一家の—ということも考えて見たかったのだが」〈有島・星座〉
ぜん‐ご【禅語】
禅宗独特の言葉・術語。
ぜん‐ご【漸悟】
仏語。だんだんに悟ること。順序を追って悟ること。⇔頓悟(とんご)。
ぜん‐ごう【前号】
定期刊行物の前の号。先号。
ぜん‐ごう【前業】
仏語。前世で行った善悪の行為。先業。
ぜん‐ごう【善業】
仏語。よい果報を得る因となるべき行為。五戒・十善などの行い。⇔悪業(あくごう)。