けり
[助動][(けら)|○|けり|ける|けれ|○]《動詞「く(来)」の連用形に動詞「あり」の付いた「きあり」の音変化から》動詞・助動詞の連用形に付く。 1 過去に起こった事柄が、現在にまで継続してき...
げ【気】
[接尾]動詞の連用形、形容詞の語幹などに付いて、名詞、または形容動詞の語幹をつくる。…そうだ、…らしいようす、などの意を表す。「わけあり—」「うれし—」「おとな—もない」
げな
[助動][〇|げに・げで|げな|げな|(げなれ)|〇]《接尾語「げ」に断定の助動詞「なり」の付いた「げなり」の音変化》活用語の終止形・連体形、形容詞の語幹に付く。 1 様態を推量する意を表す。…...
こう‐せい【後生】
1 あとから生まれてくる人。後世の人。「古人もそうだったし、—もそうでしょう」〈芥川・戯作三昧〉 2 あとから学ぶ人。後輩。後進。
こうはん‐しつ【甲板室】
船舶の上甲板に設けた船室。船長室・操舵(そうだ)室・船楼など。
こころ‐なし【心做し】
(多く、副詞的に用いる。また、「こころなしか」の形でも用いる)心の中でそう思うこと。思いなし。気のせい。「—元気そうだ」「—か顔色がすぐれない」
心(こころ)を鬼(おに)に◦する
かわいそうだと思いながら、厳しい態度をとる。「子供の将来のために—◦してしかる」
これ‐これ【此れ此れ/是是】
1 多くの事柄を一つ一つ取り上げないで、内容を省略して包括的に言う語。かくかく。しかじか。「—の理由で来られないそうだ」 2 これとこれ。この物とこの物。「—御覧ぜさせ給はば」〈宇津保・春日詣〉
極印(ごくいん)を押(お)・す
そうだときめつける。烙印(らくいん)を押す。極印を打つ。「ひきょう者の—・される」
さ‐ぞ【嘸】
《副詞「さ」+係助詞「ぞ」から》 [副](あとに推量の語を伴って)未知の経験を目前のことのように想像したり、他人の経験に共感したりするさま。さだめし。きっと。さぞかし。「旅行は—楽しかったでし...