そこ‐ここ【其処此処】
[代]指示代名詞。 1 あちこち。いたるところ。「車が—で立ち往生している」 2 そのところと、このところ。「天離(あまざか)る鄙(ひな)にしあれば—も同じ心そ」〈万・四一八九〉
そこ‐さしあみ【底刺(し)網】
刺し網の一。長方形の網を海底に固定して張り、底魚やエビ・カニなどを網目に刺させて捕る。
そこ‐しきあみ【底敷(き)網】
敷き網の一。水底に方形の網を敷き、その上に来た魚を捕る。
そこ‐しれ◦ない【底知れない】
[連語]限度がわからない。無限の。「—◦ない力を発揮する」
そこ‐しん【底心】
心の奥底。しんそこ。そこごころ。「—には怖気(おじけ)は満ちている」〈宙外・独行〉
そこ‐そこ【其処其処】
[代]指示代名詞。 1 どこそこ。その場所を明示しないでいう。「御車は門の下に、御供の人は—に」〈徒然・一〇四〉 2 そこにもここにも。すみからすみまで。なにもかも。「—気のつく職人の」〈浄・氷...
そこ‐そこ
[副] 1 (多く「…もそこそこに」の形で)ある事を十分しおえないで先を急ぐさま。「食事も—に出かける」 2 十分ではないが一応のレベルにあるさま。「—の評判を得る」 [接尾]数量を表す語に...
そこ‐だくみ【底巧み/底企み】
心の奥でのひそかなたくらみ。「同士討ちさする—」〈浄・先代萩〉
そこ‐だら【底鱈】
タラ目ソコダラ科の海水魚。全長約40センチ。尾部は糸状で尾びれはない。相模(さがみ)湾の深海にすむ。またソコダラ科の総称で、トウジン・ネズミダラなどが含まれる。世界の深海に広く分布し、発光バクテ...
そこ‐ち【底地】
借地権などの使用収益権が設定されている土地の所有権。また、その土地のこと。底地権。