こう‐どくそ【抗毒素】
細菌毒素や蛇毒を中和して無毒化する抗体。また、それを主成分とする血清製剤。ジフテリア・破傷風・ボツリヌス中毒・毒蛇咬傷(こうしょう)などに対する血清療法に用いられる。
こうてい‐えき【口蹄疫】
ウイルス性伝染病の一つ。豚・牛・水牛・羊・山羊・鹿・猪・ラクダ・トナカイなど偶蹄類の動物およびハリネズミ・ゾウなどが感染し、口腔の粘膜やひづめの間の皮膚などに水疱を生じる。国際獣疫事務局(OIE...
こう‐でん【功田】
律令制で、国家に功労のあった者に与えられた田。輸租田で、功労の程度によっての四段階があり、大功は永世、上功は3世、中功は2世、下功は子に、それぞれ伝えられた。くでん。
こうどかんり‐いりょうきき【高度管理医療機器】
副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあるため、適正な管理が必要な医療機器。薬機法に基づく医療機器のクラス分類でクラスⅢ・Ⅳに分類される。コンタクトレンズ・...
こうど‐せんしんいりょう【高度先進医療】
保険診療の適用されない先進医療を用いた療養のこと。昭和59年(1984)に導入された特定療養費制度によって、患者は先進医療費を全額負担し、それに併用して必要な通常の診察・検査・投薬・入院費などは...
こうつう‐じこ【交通事故】
交通機関に関する事故。鉄道・自動車・航空機・船舶などの事故と、それによる人・物件などの災害。主に自動車による事故や災害をいう。
ごうほうてき‐しはい【合法的支配】
マックス=ウェーバーにより類型化された、社会の支配形態の一。法規化された秩序、またはそれによる命令権の合法性に対する信念が、被治者の支配者に対する服従を正当化しているとするもの。官僚制的支配がそ...
こう‐ほん【絖本】
絖(ぬめ)にかかれた書画。また、それに用いる絖。
口吻(こうふん)を洩(も)ら・す
それと想像できるようなもの言いをする。「芸者になりたいような—・す女」〈実篤・世間知らず〉
こう‐ぼ【酵母】
子嚢菌(しのうきん)類の球形または楕円形の単細胞の菌。ふつう、出芽によって増殖し、アルコール発酵を行うので、酒の醸造やパン製造に利用される。酒酵母・ビール酵母・ぶどう酒酵母・パン酵母など、多くの...