じん‐じん【陣陣】
[名]それぞれの陣。
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風が盛んに吹くさま。「—たる清風」 2 切れ切れに続くさま。
しん‐こ【真個/真箇】
[名]真実であること。まこと。「—の愛情」
[ト・タル][文][形動タリ]真実であるさま。「—たる青雲の志を得れば、賢愚共に之を敬愛せざるはなし」〈織田訳・花柳春話〉
[副]本当に。真に。...
しん‐しん【津津】
[ト・タル][文][形動タリ]あふれ出るさま。次々とわき出るさま。「興味—たる話」
しら・む【白む】
[動マ五(四)] 1 白くなる。特に、夜が明けて空やあたりが薄明るくなる。「東の空が—・む」「半ば—・みたる髪」〈鴎外・舞姫〉 2 興がさめる。しらける。「座が—・む」 3 衰える。「晴明が土御...
しんいん‐ひょうびょう【神韻縹渺】
[ト・タル][文][形動タリ]芸術作品などに、きわめてすぐれた趣が感じられるさま。「—たる名文」
しょく‐しょく【喞喞】
[ト・タル][文][形動タリ]虫のしきりに鳴くさま。また、悲しみ嘆くさま。「—たる寒虫は夜霜に苦んで戸上に鳴く」〈菊亭香水・世路日記〉
しょう‐そ【蕭疎】
[形動][文][ナリ]まばらでもの寂しいさま。「枯柳—にして」〈鉄腸・花間鶯〉
[ト・タル][文][形動タリ]
に同じ。「小草の—たる磽确の丘」〈菊池大麓訳・修辞及華文〉
じょうちょ‐てんめん【情緒纏綿】
[ト・タル][文][形動タリ]情緒が深くこまやかなさま。情緒が心にまつわりついて離れないさま。「—たる恋愛小説」「—とした下町のたたずまい」
しょう‐よう【従容/縦容】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりと落ち着いているさま。危急の場合にも、慌てて騒いだり焦ったりしないさま。「—として死に就く」「—たる立ち居振る舞い」
セル‐スルー【sell-through】
1 販売される商品。レンタル商品に対していう語。 2 小売店で、商品が販売されること。消費者に商品がわたること。