ぎゃく【謔】
[音]ギャク(慣) キャク(漢) [訓]たわむれる おどける。たわむれる。たわむれ。「諧謔(かいぎゃく)」
しな・う【撓う】
[動ワ五(ハ四)] 1 弾力があって、折れずに柔らかに曲がる。たわむ。しなる。「本の重さで棚板が—・う」「よく—・うからだ」 2 従う。順応する。「水に—・うて渡せや渡せ」〈平家・四〉 3 なよ...
あざ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 たわむれる。乱れ騒ぐ。ふざける。「酔ひあきて、いとあやしく、潮海のほとりにて、—・れあへり」〈土佐〉 2 (多く助動詞「たり」を伴って)打ち解ける。くだけた態度である。「寄り...
たわぶ・る【戯る】
[動ラ下二]《「たわむれる」の古形》「たわむれる」に同じ。「しきたへの床の辺去らず立てれども居れどもともに—・れ」〈万・九〇四〉
とう【撓】
[音]トウ(タウ)(慣) ドウ(ダウ)(漢) [訓]たわむ たわめる みだす たわむ。たわめる。「屈撓・不撓」
じゃ・れる【戯れる】
[動ラ下一][文]じゃ・る[ラ下二]《「ざれる」の音変化》ふざけたわむれる。まつわりついてたわむれる。「子猫がまりに—・れる」
ふざ・ける
[動カ下一][文]ふざ・く[カ下二] 1 おどけたり冗談を言ったりする。「—・けて怒ったふりをする」 2 子供などがたわむれて騒ぐ。「子犬が—・けて跳ね回る」 3 男女がたわむれる。いちゃつく。...
ざ・れる【戯れる】
[動ラ下一][文]ざ・る[ラ下二]《古くは「さる」とも》 1 ふざける。たわむれる。「男女が—・れる」 2 趣がある。しゃれている。風流である。「さすがに—・れたる遣戸口に」〈源・夕顔〉 3 世...
さわぎ【騒ぎ】
《上代は「さわき」》 1 騒ぐこと。また、騒がしいこと。やかましさ。「教室の—が静まる」 2 人々が騒ぐような出来事。ごたごた。騒動。「—を起こす」「—になる」 3 (「…どころのさわぎ」の形で...
ざれ‐ば・む【戯ればむ】
[動マ四] 1 気がきいている。しゃれている。風流めく。「—・みたるが、まだ造りさしたる所なれば」〈源・東屋〉 2 物慣れたようすをする。しゃれたまねをする。「世の中をまだ思ひ知らぬほどよりは、...