ぎん‐だら【銀鱈】
カサゴ目ギンダラ科の海水魚。深海底にすみ、全長約1メートル。体は細長く、背びれが2基あり、背は暗褐色。北海道からベーリング海を経て南カリフォルニアに分布。味噌漬けなどにし、また、肝油をとる。北洋むつ。
き‐の‐じ【きの字】
からだを「き」の字のような形にして、座ったり寝たりすること。だらしのない居ずまいにいう。「元九郎が—なりの寝すがた」〈浮・御前義経記・一〉
く‐え【九会】
仏語。真言密教で、金剛界について説かれる曼荼羅(まんだら)の総称。成身(じょうじん)会・三昧耶(さんまや)会・微細(みさい)会・供養会・四印会・一印会・理趣会・降三世羯磨(ごうざんぜかつま)会・...
ぎっくり
[副](スル) 1 不意をつかれて驚き動揺するさま。ぎくっ。「急に名前を呼ばれて—(と)する」 2 歌舞伎の見得(みえ)で、にらむさま。「かさを持って—とにらんだらの」〈滑・浮世風呂・前〉
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ぐ‐さく【愚作】
1 へたな作品。くだらない作品。 2 自分の作品をへりくだっていう語。
かんむり‐わし【冠鷲】
タカ科の鳥。全長約55センチ。体は濃褐色に白点が多数あり、頭に白・黒まだらの冠羽がある。蛇やカエルなどを捕食。アジア南部に広く分布。日本では沖縄地方に少数が生息し、特別天然記念物。
かん‐らん【奸濫/姦濫】
よこしまで、みだらなこと。「政府の為に武夫の—を抑え其高名心を制したれども」〈田口・日本開化小史〉
きえ‐かえ・る【消え返る】
[動ラ四] 1 《「返る」は、すっかり…する意》すっかり消えてなくなる。また、たちまち消えてしまう。「定めなく—・りつる露よりも空頼(そらたの)めする我は何なり」〈かげろふ・上〉 2 《「返る」...
きたな‐らし・い【汚らしい/穢らしい】
[形][文]きたなら・し[シク]いかにもきたなく見える。いかにもきたない感じである。「しみだらけの—・い壁」
きき【聞き】
1 耳に聞くこと。また、聞こえる音。「百鳥(ももとり)の来居て鳴く声春されば—のかなしも」〈万・四〇八九〉 2 《他人が聞く意から》評判。「誉れを愛するは、人の—を喜ぶなり」〈徒然・三八〉 3 ...