だいもく‐たて【題目立】
奈良県奈良市上深川(かみふかわ)町の八柱(やはしら)神社に伝わる民俗芸能。宮座入りした数え年17歳の若者を中心に演じられる語り物。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの無形文化遺産。
だいもく‐だいこ【題目太鼓】
1 日蓮宗で、題目を唱えながら打つうちわ太鼓。 2 歌舞伎の下座音楽の一。1を取り入れたもので、寺院の場などの雰囲気を出す。
だいもくろく【大目録】
《原題、(ギリシャ)Pinakes》紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスが編纂したアレクサンドリア文庫のギリシャ語文献の目録。全120巻。ピナケス。
ダイモス【Deimos】
火星の第2衛星。1877年に発見された。名の由来はギリシャ神話の恐慌の神。非球形で長径は15キロ、短径は11キロ。表面温度はセ氏マイナス40度。デイモス。→フォボス
だい‐もつ【代物】
1 かわりの品物。 2 品物の代金。代価。転じて、金銭。「道具の—はいただきましたが」〈滑・膝栗毛・七〉
だいもつ‐の‐うら【大物浦】
兵庫県尼崎市大物町にあった、淀川の旧河口の港。源義経が屋島攻めに船出した地。
ダイモニオン【(ギリシャ)daimonion】
ソクラテスが重大事に際して、しばしば心の中で聞いたという神霊の合図。主に禁止の形で送られたといわれる。
だい‐もん【大門】
1 寺院のいちばん外側にある大きな門。禅寺などの正門。多くは、方位をつけて、東大門・南大門などとよぶ。総門。→おおもん(大門) 2 社会的に地位の高い家柄。大家(たいけ)。
だい‐もん【大紋】
1 大形の紋。 2 布製の直垂(ひたたれ)の一。菊綴(きくと)じの下に家紋を大きく染め抜いたもの。室町時代に始まり、江戸時代には五位の武家で諸大夫以上の通常礼装となり、長袴を用いた。
だい‐もん【代紋】
やくざの一家を表す紋章。