ちつ【秩】
官職。つかさ。また、その在任の期間。「予州の官二人、—満ちて」〈今昔・九・三一〉
ち‐ふ【知府】
1 中国の官名。府の長官。宋代に創設され清代まで行われた。知府事。 2 府の行政をつかさどる長官。府知事のこと。「即今の—知県なり」〈新聞雑誌四〇〉
ちゅう‐せい【中性】
1 対立する二つの性質のどちらにも属さない中間の性質。 2 男性とも女性ともつかない性的状態。また、そのような人。「—的な魅力の女優」 3 物質が酸性でもアルカリ性でもない性質を示すこと。水溶液...
ちゅう‐しょ【中書】
中国、漢代の官名。宮廷の詔勅などをつかさどったもの。
ちゅう‐げん【中間】
[名](「仲間」とも書く) 1 ㋐昔、公家・寺院などに召し使われた男。身分は侍と小者との間に位する。中間男。 ㋑江戸時代、武士に仕えて雑務に従った者の称。 2 江戸幕府の職名。江戸城内の部署の...
ちゅうしょ‐おう【中書王】
中務卿(なかつかさきょう)になった親王の称。特に文人として有名な兼明(かねあきら)親王と具平(ともひら)親王を、前中書王と後中書王と称した。
ちゅうしょう‐てき【抽象的】
[形動] 1 いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。「本質を—にとらえる」 2 頭の中だけで考えていて、具体性に欠けるさま。「—で、わかりにくい文章」⇔具象的/具体的。
ちゅうしょ‐しょう【中書省】
1 中国の中央官庁。魏晋時代に設置され、明初に廃止。 2 中務省(なかつかさしょう)の唐名。
ちゅう‐おんな【中女】
年齢が中くらいの女。18、9歳から24、5歳までの女。「—を置けば…見よげなるとて、十八、九より二十四、五迄なるをつかへり」〈浮・一代女・三〉
ちゅうしん‐ちゅう【中心柱】
シダ植物および種子植物の茎や根の、内皮より内側の部分。基本組織と維管束からなり、維管束の形や配列によっていくつかの型に分けられる。