つ‐ばき【唾】
《動詞「唾(つは)く」の連用形から。古くは「つはき」》唾液腺(だえきせん)から口の中に分泌されるねっとりした消化液。唾液。つば。
つばき【椿/山茶/海石榴】
1 ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ3〜7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し...
つばき‐あぶら【椿油】
椿の種子からとれる不乾性油。黄色っぽく、特有のにおいがある。食用油・髪油などにする。伊豆諸島や九州南部が主産地。
つばきいち【海柘榴市】
⇒つばいち
つばきおおかみ‐やしろ【椿大神社】
三重県鈴鹿市山本町にある神社。祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)。伊勢国一の宮。猿田彦大本宮。
つばき‐スプリンターズ【椿スプリンターズ】
陸上リレーの女子日本代表チームの愛称。平成26年(2014)に一般公募により命名された。→韋駄天(いだてん)スプリンターズ [補説]ツバキのしなやかな枝のように力強く、日の丸のような赤い花を咲か...
つばきのうみのき【椿の海の記】
石牟礼道子の自伝的小説。昭和51年(1976)刊行。
つばきひめ【椿姫】
《原題、(フランス)La Dame aux camélias》小デュマの長編小説。1848年刊。1852年戯曲化。椿姫とよばれる娼婦マルグリットと青年アルマンとの悲恋物語。 《原題、(イタリ...
つばき‐もち【椿餅】
1 「つばいもち」に同じ。 2 蒸した道明寺糒(ほしい)または上糝粉(じょうしんこ)でこしあんを包み、椿の葉2枚で挟んだ餅菓子。《季 春》「妻在らず盗むに似たる—/波郷」
つばき‐もも【椿桃】
⇒つばいもも