こ‐ざいく【小細工】
1 こまごまと手先を使った細工。また、その細工物。 2 その場かぎりの策略。つまらない計略。「—を弄(ろう)する」
こしぬけ‐やく【腰抜け役】
臆病で無能な者でも勤まる、つまらない役目。また、暇な老人向きの役。「—の御留主、思ひもよらず」〈浄・栬狩剣本地〉
乞食(こじき)にも門出(かどで)
どんなにつまらない者たちでも、門出のときはそれ相応の式作法があることのたとえ。
こじり‐とがめ【鐺咎め】
1 武士がすれ違うときに、双方の刀の鐺が触れ合うのを、無礼だとしてとがめること。鐺当て。鞘当て。 2 ちょっとしたつまらないことでとがめだてすること。「見しりごしなる悪口、あるいは—、又は男だて...
こっ‐ぱ【木っ端】
1 用材を切り取ったあとに残る木のきれはし。木くず。 2 取るに足りない、つまらないもの。多く、他の語と複合して用いる。「—武者」「—役人」「—仕事」
こぼ・す【零す/翻す/溢す】
[動サ五(四)] 1 容器を、うっかりひっくり返したり傾けたりして、中に入っている物を外に出してしまう。また、液体、粉末、粒状のものを容器などからあふれさせたり、物の間から漏らしたりして外へとり...
こま‐ごと【細事/細言】
こまごました、つまらない事。「—吐かずと早帰れと」〈浄・忠臣蔵〉
こ‐もの【小物】
1 こまごまとしたもの。小さい道具類や付属品など。「—入れ」 2 つまらない人物。小人物。「—は相手にしない」⇔大物。 3 釣りで、小さい魚。つまらない小魚。「—しか掛からない」⇔大物。 4 劇...
こ‐りくつ【小理屈/小理窟】
つまらない理屈。取るに足らない理屈。「—をこねる」
ごて‐ごて
[副](スル) 1 「こてこて1」を強めていう語。「飾りつけが—している」「—(と)着飾る」 2 雑然として収まりがつかないさま。入り組んで、もめるさま。ごたごた。「話が—してもの別れになる」 ...