にっ‐か【日課】
毎日決めてする仕事。また、毎日割り当ててすること。「朝の体操を—とする」
何(なに)と無(な)・し
1 事物の状態や雰囲気などが、それと限定されないさま。これということもない。「空のけしきの、—・くすずろにをかしきに」〈枕・五〉 2 とり立てて言うに及ばない。平凡である。「—・き御歩きももの憂...
なつかし・い【懐かしい】
[形][文]なつか・し[シク]《動詞「なつ(懐)く」の形容詞化》 1 心がひかれて離れがたい。 ㋐魅力的である。すぐそばに身を置きたい。「三蔵は少し葉蔭になっている他の(牡丹ノ)一輪を—・く見る...
どろ‐なわ【泥縄】
《「泥棒を捕らえて縄をなう」の意から》事がおこってからあわてて対策を立てたり準備をしたりすること。「—の試験勉強」「—式」
なお【直】
[形動ナリ]まっすぐで、曲折のないさま。→直直(なおなお) →真直(まなお) [副] 1 取り立てて言うべき事もないさま。ありきたりに。「天の下の色好みの歌にては、—ぞありける」〈伊勢・三九...
なか‐ぎり【中限】
限月(げんげつ)を立てて行う先物(さきもの)取引で、三限月制の場合に受渡期限が売買約定した翌月のもの。中物(なかもの)。ちゅうぎり。→先限(さきぎり) →当限(とうぎり)
名(な)を立(た)・てる
1 名声を世にあらわす。名をあげる。「政治家として—・てる」 2 評判を立てる。「年の内にあはぬためしの—・ててわれ七夕にいまるべきかな」〈後拾遺・恋三〉
ない‐しょう【内証】
1 仏語。自己の心の内で真理を悟ること。内面的な悟り。 2 表向きにせず、内々にしておくこと。外部には隠しておくこと。また、そういう意向。内密。ないしょ。「—にてのお掛合いも愈(いよいよ)手切と...
どんぶり‐こ
[副] 1 水に音を立てて落ちるさま。「どんぐりころころ—、お池にはまってさあ大変」 2 重みのある物などが水に浮いたり沈んだりしながら漂うさま。どんぶらこ。「大きな桃が川上から—と流れてきた」
なかず【中洲】
東京都中央区日本橋の地名。明和8年(1771)隅田川と箱崎川の分かれる三股(みつまた)とよばれた所を埋め立ててつくられた。茶屋が立ち並び繁栄。寛政元年(1789)取り払われ、明治19年(1886...