こし‐あて【腰当て】
1 すわるときに腰の後ろに当て、姿勢を楽にしたり保温したりするもの。 2 修験者・猟師などが腰につけた敷き皮。長方形の毛皮の上端にひもをつけ、後ろ腰に当てて前で結ぶ。引っ敷き。尻皮。 3 近世、...
こ‐しょう【故障】
[名](スル) 1 機械や身体などの機能が正常に働かなくなること。「電車が—する」「猛練習で—する選手が相次ぐ」 2 物事の進行が損なわれるような事情。さしさわり。「—がないかぎり参加する」 3...
こころ‐みじか・し【心短し】
[形ク] 1 気が短い。気ぜわしい。せっかちである。「春の花、いづれとなくみな開け出づる色ごとに目を驚かぬはなきを、—・くうち捨てて散りぬるが」〈源・藤裏葉〉 2 飽きっぽい。移り気だ。「たのも...
ごし【越し】
[語素] 1 物を表す名詞の下に付いて、そのものを隔てて物事をする意を表す。「垣根—」「肩—」「眼鏡—」 2 年月・時間の長さを表す語の下に付いて、その間ある状態が続いてきたことを表す。「三年—...
こ‐ごと【小言】
1 不平。文句。苦情。「—を並べる」 2 細かいことをいちいち取り立ててしかること。また、その言葉。「—を食う」
こけ‐の‐はな【苔の花】
スギゴケなどのコケ植物の雄株(おかぶ)にできる雄器(ゆうき)の集まり。花に見立てていう。《季 夏》「水打てば沈むが如し—/虚子」
こけ‐むしろ【苔筵】
[名] 1 苔が一面に生えているさまを、むしろに見立てていう語。こけのむしろ。「み吉野の青根が峰(みね)の—誰か織りけむ経緯(たてぬき)なしに」〈万・一一二〇〉 2 山中のわび住まいの、粗末な...
糊口(ここう)を凌(しの)・ぐ
やっと暮らしを立てていく。貧しい暮らしをする。「内職をして—・ぐ」
声(こえ)を呑(の)・む
極度の感動・驚き・緊張などのために声が出なくなる。また、言いかけて途中でやめる。「あまりの美しさに—・む」「うわさの当人が急に現れたのであわてて—・む」
こう‐みょう【功名】
手柄を立てて、名をあげること。また、その手柄。「けがの—」「—を争う」