て‐に‐は【弖爾波/手爾波】
《ヲコト点の一種の三論宗点を、左下・左中・左上の順に続けて読むと「てには」となるところから》「弖爾乎波(てにをは)」に同じ。
手(て)に入(はい)・る
自分の所有となる。手にいる。「珍品が—・る」
てにはたいがいしょう【天爾葉大概抄/手爾波大概抄】
語学書。1冊。藤原定家著といわれたが、実際は鎌倉末期から室町初期の成立。「てにをは」の用法を説く。この種の研究書では最初のもの。
て‐にもつ【手荷物】
1 手回りの荷物。特に、旅客が自分で持ち運ぶ荷物。「—一時預り所」 2 旅客が運輸機関に発駅から着駅まで輸送を委託する荷物。託送荷物。チッキ。
テニヤンのまつじつ【テニヤンの末日】
中山義秀の短編小説、および同作を表題作とする作品集。短編小説は昭和23年(1948)「新潮」誌に掲載。太平洋戦争中、海軍報道班員として南方戦線に派遣された経験をもつ著者による戦記文学作品。作品集...
テニュア【tenure】
1 保有。保有期間。また、財産の保有権。 2 大学で、(教授として)終身雇用が保証される権利。終身在職権。
テニュアトラック‐せいど【テニュアトラック制度】
《tenure track system》大学が若手研究者を、任期を定めて採用し、自立した研究環境で経験を積ませた後、実績を審査し、適格であれば専任教員として終身雇用する制度。 [補説]テニュア...
て‐にゅうりょく【手入力】
キーボードなどを指で操作して、文字や数値を入力すること。自動計算機能や音声認識機能、また他のデータからのコピーアンドペーストなどに対していう。
手(て)に渡(わた)・る
その人の所有物となる。「母の財産はみんな阿爺(おやじ)の—・って」〈漱石・永日小品〉
て‐に‐を‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》 1 漢文を訓読するときに補って読む、助詞・助動詞、用言の語尾、接尾語などの総称。ま...