独活(うど)の大木(たいぼく)
《ウドの茎は木のように長くなるが、柔らかくて材としては使えないところから》からだばかり大きくて役に立たない人のたとえ。
うつりょうし【尉繚子】
中国、戦国時代の兵法書。尉繚の著とされるが、尉繚の事跡については未詳。仁義・正道による兵法を説く。
うつつ‐な・し【現無し】
[形ク] 1 何かに気を取られて、ぼんやりしているさま。正体もない。「この心をも得ざらん人は、物狂ひともいへ、—・し情なしとも思へ」〈徒然・一一二〉 2 思慮分別のないさま。たわいない。「心ばへ...
うつし‐びと【現し人】
1 (死者に対して)この世に生きている人。「—にてだに、むくつけかりし人の御けはひの」〈源・若菜下〉 2 (出家に対して)在俗の人。俗人。「—にては世におはせむも、うたてこそあらめ」〈源・手習〉
うって‐つけ【打って付け】
[名・形動]物事がぴったりと当てはまること。また、そのさま。あつらえ向き。「—な役柄」「この仕事は君に—だ」
うつのみや‐だいがく【宇都宮大学】
宇都宮市にある国立大学法人。宇都宮農林専門学校・栃木師範学校・栃木青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。また昭和39年(1964)宇都宮工業短期大学を母体に工学部を、平...
うっ‐とう【鬱陶】
心がふさいで晴れないこと。「聊(いささ)か君の—を慰め、且つ共に心よく談笑しようと思って」〈露伴・露団々〉 「精神—たるの時に当ては」〈織田訳・花柳春話〉
梅(うめ)は食(く)うとも核(さね)食(く)うな、中(なか)に天神(てんじん)寝(ね)てござる
《「核」は、生梅の種。また、種の仁は飛梅の伝説から、俗に天神様と呼ばれる》生梅の種には毒があるから食べてはいけないという戒め。
うらしま
日本の海洋研究開発機構が所有する自律型の深海巡航探査機。平成10年(1998)より開発開始。母船とケーブルで接続されず、搭載した蓄電池または燃料電池を動力源とする。慣性航法および音響による位置検...
えせ‐うた【似非歌】
形ばかりで、本当の歌とはいえないような歌。つまらない和歌。「—どもにいたりては、またいづれもよろしからず」〈無名抄〉