こころ‐がけ【心掛け/心懸け】
1 ふだんの心の持ち方。「—がよくない」「ふだんの—しだいである」 2 たしなみ。心得。「有っても一向—のございません僕なんざ、…つい気がつかないで了います」〈鏡花・婦系図〉 [用法]心がけ・心...
こちゃ
[連語]《代名詞「こち」に係助詞「は」のついた「こちは」の音変化》わたしは。自分は。こちらは。「とても女子(おなご)に生まれるなら、—日本の女子になりたい」〈浄・国性爺〉
こす・る【擦る】
[動ラ五(四)] 1 物を他の物に強く押し当てたままで動かす。また、そのように繰り返し続けて動かす。「目を—・る」「あかを—・る」「電柱に車体を—・る」 2 遠回しにいやみや皮肉を言う。あてこす...
ご‐ぜ【御前】
《「ごぜん」の音変化》 [名]貴人。または、貴人の座前。「えびすの—の腰掛けの石」〈虎明狂・石神〉
[代]二人称の人代名詞。婦人に対して用いる尊敬語。「や、—、—、と言ひけれども音もせず」〈...
ゴスフォード【Gosford】
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州東部の都市。シドニーの北約80キロメートル、ブリスベーンウオーターとよばれる深い入り江の北岸に位置する。同国東海岸、セントラルコーストの中心地。海岸保養地...
こそでそが【小袖曽我】
謡曲。四番目物。曽我兄弟が、工藤祐経(くどうすけつね)を討つに際して母にいとまごいに行き、兄祐成(すけなり)の取りなしで弟時致(ときむね)の勘当を許してもらう。
ごぜん‐さま【御前様】
1 貴人の敬称。大名・高家や高位の人を敬っていう。代名詞としても用いられる。「—のお出まし」「—、万事は下拙めにお任せ下さりませう」〈伎・名歌徳〉 2 貴人の妻の敬称。特に、大名・旗本などの妻を...
こたえ【応え】
1 他からの作用・刺激に対する反応。ききめ。効果。「大衆に呼びかけても—がない」 2 響き。反響。「段々腹に—のない咳(せき)が出る」〈漱石・野分〉 「つれもなき人を恋ふとて山彦の—するまで嘆き...
こじん‐プレー【個人プレー】
団体競技で、他のメンバーとの連係を無視し、一人だけ目立つ行為をすること。運動以外の共同作業についても用いる。
ごちそう‐ぜめ【御馳走攻め】
次から次とおいしい飲食物を出してもてなすこと。「—にあう」