ぜひ‐に【是非に】
[副] 1 どんなことがあっても。ぜひとも。「—出席を願う」 2 むりに。しいて。「—婿を取るならば、おかちが命はあるまいぞ」〈浄・油地獄〉
せめて‐の‐こと【せめての事】
[連語]不満足ながら、これだけでもと願う事柄。せめてものこと。「被災地へ—に見舞い金を送る」
せめ‐あぐ・む【攻め倦む】
[動マ五(四)]いくら攻撃しても効果があがらず、もてあます。「敵の堅い守りに—・む」
せみ‐の‐は【蝉の羽】
1 襲(かさね)の色目の名。表は檜皮(ひわだ)、裏は青。 2 蝉の翅(はね)。「—よりも軽げなる直衣(なほし)」〈枕・三三〉 3 蝉の翅のような薄い着物や布。せみのはごろも。「—もたちかへてける...
せぶ・る
[動ラ四]「せびる」に同じ。「ひま取ってもどれと—・られしを」〈浄・椀久末松山〉
せんぞ‐がえり【先祖返り】
1 何代も前の先祖がもっていた遺伝上の形質が、突然その子孫のある個体に現れること。人間に尾が生じたり異常に毛が生えたりする類。帰先遺伝。 2 (比喩的に)一度は廃れた技術や思想が、ふたたび取り上...
せんてんせい‐ひんもうしょう【先天性貧毛症】
生まれつき毛髪がまったくないか極端に少ない病気。いったん生えても、思春期に再び抜け落ちていく。遺伝子の異常による疾患で、第8染色体の特定部位の異常が原因であることが判明している。MUHH(Mar...
ぜったい‐りょう【絶対量】
1 最初からある量。それ自体の量。 2 どうしても必要な数量。「—が足りない」
せんりょうりつ‐こうか【線量率効果】
受けた放射線の総量が等しい場合、一般に慢性被曝より急性被曝の方が生体への影響が大きくなること。線量率が低い場合、細胞内のDNAが損傷を受けても、自己修復するためと考えられている。
そう【相】
1 そのものの内面などを表す姿・形・ありさま。「憤怒の—」 2 人や物の外面に現れた運勢・吉凶のきざし。人相・手相・家相など。「水難の—」 3 文法で、動詞によって表される動作・作用の性質・あり...