てんじん‐しちだい【天神七代】
日本神話で、天地開闢(かいびゃく)の初めに現れた7代の天神。日本書紀では、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、国狭槌尊(くにのさつちのみこと)、豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)、(以下は対偶神。二...
てんじんしんよう‐りゅう【天神真楊流】
柔術の一流派。江戸後期、紀州藩士の磯又右衛門(1786〜1863)が創始。
てんじんそうかん‐せつ【天人相関説】
中国古代の世界観・政治思想の一。人間の行為や政事(人事)と自然現象(天事)との間には密接な関係があるとする説。あらゆる事象に天と人との相関関係を説き、特に漢代において支配的な政治思想として機能した。
天神(てんじん)ぞ
《天神に誓って、の意》誓いの語。たしかに。まったく。神かけて。「—よそへ参るまい」〈虎明狂・箕被〉
てんじん‐ちぎ【天神地祇】
天つ神と国つ神。すべての神々。一般に、天神は高天原(たかまがはら)に生まれた神、あるいは葦原の中つ国に天降った神、地祇はこの国土の神とされる。
てんじん‐ばし【天神橋】
大阪市、淀川に架かる橋。ここから北へ長柄(ながら)橋まで天神橋筋が延び、途中に天満宮がある。
てんじんばし‐すじ【天神橋筋】
大阪市の北部を南北に走る道路の呼び名。沿線に中之島公園・大阪天満宮などがある。
てんじん‐ひげ【天神髭】
菅原道真(すがわらのみちざね)の肖像にあるような両端の下がった細いひげ。
てんじん‐まげ【天神髷】
日本髪の髪形の一。髷の中央を髪で巻き、簪(かんざし)でとめたもの。幕末から明治にかけて、芸妓や若い婦人が結った。天神。天神結び。
てんじん‐まつり【天神祭】
大阪市北区にある天満宮の夏祭り。《季 夏》→天満祭(てんままつり) 「天神講(てんじんこう)」に同じ。