てん‐じゅ【転手/点手/伝手】
琵琶・三味線などで、棹(さお)の頭部に横から差し込んである、弦を巻きつける棒。これを手で回して弦の張りを調節する。糸巻き。天柱(てんじ)。転軫(てんじん)。
てん‐じゅう【塡充】
[名](スル)すきまをふさいでいっぱいにすること。充塡。「ありとあらゆる隙間は石炭を以て—された」〈葉山・海に生くる人々〉
てん‐じゅう【転住】
[名](スル)住居を変えること。転居。「郊外へ—する」
てんじゅ‐こく【天寿国】
極楽のことという。聖徳太子が死後に行った国と伝えられる。无寿国(むじゅこく)の読み誤りによってできた語ともいわれる。
てんじゅこくまんだら【天寿国曼荼羅】
聖徳太子の死後、妃の橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が、天寿国における太子の往生のさまを縫い取りさせた最古の日本刺繍(ししゅう)二帳。現在はわずかな残欠が中宮寺に伝わる。国宝。天寿国繍帳(しゅ...
天寿(てんじゅ)を全(まっと)う・する
《天から授かった寿命をすべて使う意》長生きして死ぬ。また、病気や外傷によらず、自然死する。
てん‐じょ【天助】
天の助け。天佑(てんゆう)。「神佑—」
てん‐じょう【典常】
人が守るべき不変の道。
てん‐じょう【天上】
1 空の上。空。「—の星」 2 「天上界」に同じ。 3 天に昇ること。また、死ぬこと。昇天。「某(それがし)は雷であるが…只今落ちたが、何なりとも取り付く物があれば—すれども」〈虎明狂・雷〉 4...
てん‐じょう【天井】
1 屋根裏を隠し、また保温などのため、部屋の上部の板を張った部分。組み入れ天井・格(ごう)天井・鏡天井などがある。 2 物の内部の一番高い所。 3 物価や相場の最高値。「相場が—を打つ」⇔底。 ...