よっ‐ぽど【余っ程】
《「よきほど」の音変化。「余」は、江戸時代以降の当て字》 [形動][文][ナリ] 1 かなりな程度であるさま。「—な金額でないとあの家は買えない」 2 ちょうどよいさま。「城ノ普請ヲ—ニシナイ...
ふ‐びん【不敏】
[名・形動] 1 機敏でないこと。また、そのさま。「小さい穴を、木村は—にして見付けなかったのである」〈鴎外・田楽豆腐〉 2 才知・才能に乏しいこと。また、そのさま。多く自分のことをへりくだって...
ぶん‐ち【聞知】
[名](スル)聞き知ること。聞き及んでいること。「当方の—するところではない」
ふん‐し【憤死】
[名](スル) 1 激しい怒りのうちに死ぬこと。「—するかと想うばかりの険相で」〈紅葉・二人女房〉 2 野球で、ランナーが惜しいところでアウトになること。「本塁突入むなしく—する」
ぼう‐し【鋩子】
刀剣の切っ先の刃(やいば)。刀工の技量が最もよくあらわれるところで、これにより時代や流派の特徴を知ることができる。帽子。
ひろ・う【拾う】
[動ワ五(ハ四)] 1 落ちているものを取り上げて手にする。「ごみを—・う」⇔捨てる。 2 他人の落とした物を手に入れる。拾得する。「財布を—・う」 3 多くの中から必要なものを選び取る。「関係...
ほっしり
[副] 1 矢が的などを射抜く音や、そのさまを表す語。「こなたの目を—と射貫くところであった」〈和泉流狂・千鳥〉 2 静かにたたずむさま。しみじみと物を思うさま。「欄干に立ちつくして、そなたの空...
フィッシュー【fichu】
絹や綿、レースなどの薄いスカーフまたはショールのこと。両肩にかけ、端を胸のところで交差させたり、玉結びにして用いる。
ひようべんえき‐ぶんせき【費用便益分析】
主として公共投資計画について、その計画を実施すべきか否かの判断や代案間の比較評価のために適用される分析手法。実施主体以外のところで発生する社会的費用・便益についても考慮される。コストベネフィット分析。
ほん‐まく【本幕】
1 能や狂言で、揚げ幕を2本のさおで上までいっぱいに、内側へはね上げること。シテ・ワキなどの出入りに用いる。→片幕 →半幕 2 歌舞伎の幕で、中央で二つに割って左右へ開ける引き幕。上方の大芝居に...