とじ・む【閉ぢむ】
[動マ下二] 1 事をなし終える。しとげる。「かくて—・めてむと思ふものから」〈源・空蝉〉 2 命を終える。死ぬ。「重き病者の、にはかに—・めつるさまなりつるを」〈源・若菜下〉
とじめ【閉ぢめ】
《動詞「閉じむ」の連用形から》 1 物事の終わり。結末。終結。「こがらしの風のたつまでほころびぬ菊こそ花の—なりけれ」〈頼政集〉 2 生を終える時。臨終。末期(まつご)。「いまはの—を御覧ぜらる...
と‐じめ【戸締め】
1 戸を締めること。戸締まり。 2 江戸時代、庶民に科した刑罰の一。家の門を釘付けにして外出を禁じ、謹慎させるもの。釘付け。
とじ‐め【綴じ目】
1 綴じ合わせたところ。また、縫い目を止める糸の端の結び目。 2 目じり。「目尻(まじり)の—をかしう薫れるけしきなど」〈源・横笛〉
とじめ‐の‐こと【閉ぢめの事】
葬儀。葬式。「—をしも、山賤(やまがつ)の謗(そし)りをさへ負ふなむ」〈源・蜻蛉〉
と‐じゃく【杜若】
カキツバタ、またはヤブミョウガの漢名。
とじゅ‐けい【吐綬鶏】
1 ジュケイの別名。 2 シチメンチョウの別名。
と‐じょう【外城】
1 「がいじょう(外城)」に同じ。 2 江戸時代、薩摩藩の行政区画。身分的には武士である外城衆中が日常は農業を営み、地方(じかた)役人として農民を支配した。
と‐じょう【途上】
1 目的地に行く途中。「帰宅の—に雨にあう」 2 事業・計画などが目的に従って進行している途中。「発展の—にある」 [補説]書名別項。→途上
と‐じょう【都城】
周囲に城壁をめぐらした都市。また、城郭のある都市。