宝(たから)は湧(わ)き物(もの)
財宝は得ようとすれば得られるものだということ。金(かね)は湧き物。
で‐は
[連語] 《断定の助動詞「だ」の連用形+係助詞「は」》判断の前提を表す。…であるとすれば。…だと。「雨—中止になる」「彼—だれも承知しないだろう」
《格助詞「で」+係助詞「は」》…で。…にお...
と‐すると
[接]前の条件から必然的にあとの事柄が生じることを示す。そうだとすると。とすれば。「月曜日は祝日だ。—三連休になる」
トレード‐オフ【trade-off】
失業率を低めようとすれば物価の上昇圧力が強まり、物価を安定させようとすれば失業率が高まるというように、一方を追求すると他方が犠牲になるような両立しえない経済的関係。
とんでも‐な・い
[形]《「とでもない」の音変化》 1 思いもかけない。意外である。「—・い人にばったり出会う」「—・い発明」 2 もってのほかである。「—・い悪さをする」 3 まったくそうではない。滅相もない。...
二兎(にと)を追(お)う者(もの)は一兎(いっと)をも得(え)ず
同時に違った二つの事をしようとすれば、結局どちらも成功しないというたとえ。西洋のことわざ。
はいり‐ほう【背理法】
ある判断を否定し、それと矛盾をなす判断を真とすれば、それから不条理な結論が導き出されることを明らかにすることによって、原判断が真であることを示す証明法。帰謬(きびゅう)法。間接還元法。間接証明。...
人(ひと)を呪(のろ)わば穴(あな)二(ふた)つ
他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる。人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ。
ほうけ‐づ・く【法気付く】
[動カ四]仏(ほとけ)くさくなる。抹香(まっこう)くさくなる。「吉祥天女を思ひかけむとすれば—・き」〈源・帚木〉
ほうぶつ‐うんどう【放物運動/抛物運動】
空中に斜めに投げ上げた物体が、空気の抵抗がないものとすれば、重力の作用で放物線を描く運動。