と‐ばしり【迸り】
1 飛び散る水。しぶき。「床に滴る—をよける用心にと」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 まきぞえ。とばっちり。「事故の—がかかる」
と‐ばしり【戸走り】
水蝋蝋(いぼたろう)の異称。みぞに塗るとよく戸がすべるのでいう。
と‐ばし・る【迸る】
[動ラ五(四)]飛び散る。ほとばしる。「谷川の雪解け水が—・る」
とば・す【飛ばす】
[動サ五(四)] 1 空中を飛ぶようにする。「模型飛行機を—・す」「風船を—・す」 2 何かをめがけて、手元から勢いよく放つ。「ボールを—・す」「矢を—・す」 3 強く吹いて、空中に舞い上がらせ...
とば‐すいぞくかん【鳥羽水族館】
三重県鳥羽市にある水族館。昭和30年(1955)開館。館内は12のゾーンからなる。希少種の保護・繁殖に力を入れており、ジュゴンをはじめ、アフリカマナティーやスナメリなどを飼育・展示する。
とばた【戸畑】
福岡県北九州市の区名。筑豊炭の積み出し港、漁港として発展。製鉄・水産加工業などが盛ん。飛幡(とばた)の浦。
とばた‐く【戸畑区】
⇒戸畑
と‐ばちり【迸り】
「とばっちり」に同じ。「水の—が少しおつぎの足へ掛った」〈長塚・土〉
と‐ばっちり【迸り】
《「とばちり」の音変化》 1 飛び散った水。 2 そばにいて災難を受けること。まきぞえ。とばしり。「けんかの—を食う」
とば‐つ・く
[動カ四]そわそわする。落ち着かず、騒ぎたてる。「少しの喧嘩口論にも—・くものなり」〈甲陽軍鑑・一三〉