し‐はん【四半】
1 四つに分けた一つ。4分の1。四半分。「—世紀」 2 《「幟半」とも書く》武具の指物(さしもの)の一。幅と長さを2対3の割合にしたのぼり。半のぼり。 3 正方形に切った布。「—ノテノゴイ」〈日...
とり‐よろ・う
[動ハ四]語義未詳。とりわけてよいさまであるの意とも、すべてのものが集まり整うの意とも、宮の近くに寄っているの意ともいう。「大和には群山(むらやま)あれど—・ふ天(あめ)の香具山」〈万・二〉
しゅうじん‐の‐ジレンマ【囚人のジレンマ】
ゲームの理論における重要な概念の一つ。二人の容疑者が別室で尋問され、一方が自白し、もう一方が黙秘の場合、前者は釈放、後者は10年の懲役となり、二人とも黙秘の場合は懲役1年、二人とも自白の場合は懲...
えん‐がく【縁覚】
《(梵)pratyeka-buddhaの訳。辟支仏(びゃくしぶつ)と音写》仏語。仏の教えによらず十二因縁を観じて理法を悟った者、また飛花落葉などの無常を観じて悟った者。ともに師によらないため独覚...
ゆる・す【許す】
[動サ五(四)]《「緩(ゆる)」「緩(ゆる)い」と同語源》 1 (「聴す」とも書く)不都合なことがないとして、そうすることを認める。希望や要求などを聞き入れる。「外出が—・される」「営業を—・す...
どうじ‐に【同時に】
[連語] 1 (副詞的に用いて)同じ時に。いちどきに。「上下線とも—発車する」 2 (接続詞的に用いて) ㋐それと時を同じにして。そのあとすぐに。「声がして、—人が入って来た」 ㋑それとともに。...
みる【見る/視る/観る】
[動マ上一][文][マ上一] 1 目で事物の存在などをとらえる。視覚に入れる。眺める。「みればみるほど良い服」「星空をみる」 2 見物・見学する。「映画をみる」 3 (「看る」とも書く)そのこと...
ほととぎす【時鳥/子規/杜鵑/不如帰/郭公】
[名] 1 カッコウ科の鳥。全長28センチくらい。全体に灰色で、胸から腹に横斑がある。アジア東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本には初夏に渡来。キョキョキョと鋭く鳴き、「てっぺんかけたか」...
おおみや‐づかえ【大宮仕へ】
《「おおみやつかえ」とも》宮中に奉仕すること。「藤原の—生(あ)れつくや娘子(をとめ)がともはともしきろかも」〈万・五三〉
か‐しょく【華燭/花燭】
1 華やかなともし火。「数十の—を灯(とぼ)し連ねたれば」〈竜渓・経国美談〉 2 結婚の席にともすともし火。また、婚礼。