しくじり
しくじること。失敗。「とんでもない—をする」
気(け)もな・い
1 そのような気配がない。「まったく動じる—・い」 2 取るに足りない。たわいもない。問題にならぬ。「—・いことにわあわあ騒いだり」〈鏡花・化銀杏〉 3 とんでもない。思いもよらない。「イヤ、—...
きょう‐こつ【軽忽/軽骨】
[名・形動] 1 かるがるしいこと。軽はずみなこと。また、そのさま。けいこつ。「忽ちきゃっきゃっと—な声を発し」〈二葉亭・浮雲〉 2 ばかげたこと。とんでもないこと。また、そのさま。「なう—や、...
図(ず)がな・い
途方もない。とんでもない。法外である。「あんまり図のない取り合ひで、おりゃ世間へ顔が出されぬ」〈浄・桂川連理柵〉
あめ‐の‐した【天の下】
1 《空の下、高天原の下の意から》天下。日本全国。あめがした。「—すでに覆ひて降る雪の光を見れば貴くもあるか」〈万・三九二三〉 2 (「天の下の」の形で)非常な。とんでもない。「—の空言(そらご...
あられ‐ぬ
[連語]《連語「あらる」+打消しの助動詞「ず」の連体形》あるまじき。とんでもない。「山林に入りても餓(う)ゑを助け、嵐を防ぐよすがなくては—わざなれば」〈徒然・五八〉
あらぬ‐かた【有らぬ方】
[連語]とんでもない別の方向。「—を見やる」
あられ‐も‐な・い
[形][文]あられもな・し[ク]《動詞「ある」の未然形に可能の助動詞「れる」が付いた「あられる」の名詞形「あられ」に、係助詞「も」、形容詞「ない」が付いてできた語。ありうべくもない、の意》 1 ...
い‐さん【違算】
1 計算ちがい。 2 計画の立てそこない。見込みちがい。「大きな失望ととんでもない—を生ずる心配が少ない」〈寅彦・案内者〉
あろうこと‐か【有ろう事か】
[連語]《あってよいことか、の意》とんでもないことに。けしからんことに。「—、大恩ある人をだましてしまった」