どくだん‐てき【独断的】
[形動] 1 深く吟味しないで、ひとりよがりの判断を真理として主張するさま。「—な見解」 2 カント哲学で、認識能力の限界や本質について吟味せず、純粋な理性によって実在を認識できると主張するさま。
どくだん‐ろん【独断論】
1 勝手に決めた原理から結論を導くやり方。また、自分勝手な主張。 2 ある言説を、不完全な点や誤りがあるかもしれないという検討を加えずに真理として主張する態度。教条主義。 3 なんらかの教説を積...
どく‐ち【毒血】
病毒を含んだ血。悪血(おけつ)。
どく‐ち【独知】
1 自分だけが知っていること。 2 《conscienceの西周(にしあまね)による訳語》良心。「其正と不正とを弁別するは衆人の—警醒の際に在ること必あり」〈西周訳・万国公法〉
ど‐くつ【土窟】
土中のほら穴。つちあな。〈日葡〉
どく‐つぼ【毒壺】
⇒毒瓶
どくつる‐たけ【毒鶴茸】
テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋にかけて広葉樹林・針葉樹林などに生える。傘は直径5〜15センチで、丸形から平らに開く。柄の上部に鍔(つば)状の膜がある。全体が白色。猛毒で、中毒死の事例も多い。
どく‐づ・く【毒突く】
[動カ五(四)]相手に向かってひどい悪口を言う。ひどくののしる。「腹を立ててさんざん—・く」
どく‐とかげ【毒蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目ドクトカゲ科の爬虫(はちゅう)類の総称。下あごに毒腺(どくせん)をもち、毒性は強い。体長約50センチ。全身が細かいうろこで覆われ、黒色で淡紅色または黄色の斑紋がある。動作はにぶ...
どく‐とく【独特/独得】
[名・形動] 1 そのものだけが特別にもっていること。また、そのさま。「—な(の)雰囲気」 2 (独得)その人だけが会得していて、他の人には及ぶことができないこと。また、そのさま。「自家—の曲乗...