どよう‐もち【土用餅】
夏の土用につく餅。力がつき、暑気あたりを防ぐという。《季 夏》「—腹で広がる雲の峰/許六」
どよう‐やすみ【土用休み】
夏季の休業。夏休み。
どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(まち)の—を…聞きながら」〈近松秋江・疑惑〉 2 ゆれうごくこと。動揺。「汽車の...
どよ・む【響む】
[動マ五(四)]《平安末期ころまで「とよむ」》 1 音が鳴りひびく。ひびきわたる。「砲声が—・む」 2 多くの人が大声をあげて騒ぐ。「上下の人—・みて泣き合ひけるを」〈宇治拾遺・九〉 3 ずきず...
どよ‐めき【響き】
どよめくこと。また、その音。「—が起こる」
どよ‐め・く【響く】
[動カ五(四)] 1 音が鳴りひびく。とどろきひびく。「雷鳴が—・き渡る」 2 ざわざわと騒ぐ。「新記録に場内が—・く」 3 ゆれうごく。動揺する。「心が—・く」
どよも・す【響もす】
[動サ五(四)]《古くは「とよもす」》声や音をひびかせる。鳴りひびかせる。「その声は瀬を—・して響いていた」〈梶井・交尾〉
どよん‐と
[副](スル) 1 空が暗く、雲が垂れ込めているさま。空気が重苦しく感じられるさま。「朝から—暗い天気だ」 2 気分がすっきりしないさま。鬱々としているさま。「—した気持ちを抱える」