なからぎ‐の‐みち【半木の道】
京都市を流れる賀茂川左岸の堤防上にある散策路。府立植物園の西側に位置し、紅しだれ桜が続く。北大路橋から北山大橋までの約800メートル。
なから‐じに【半ら死に】
死にきれないでいること。半死半生。「—して恥さらし」〈浄・重井筒〉
なから‐はんじゃく【半ら半尺】
[名・形動]中途半端であること。いいかげんであること。また、そのさま。「重忠は—で役目を粗末にするはな」〈滑・浮世風呂・二〉
なかり‐せ‐ば【無かりせば】
[連語]《形容詞「なし」の連用形+過去の助動詞「き」の未然形+接続助詞「ば」》もしなかったならば。「吹く風と谷の水とし—み山がくれの花を見ましや」〈古今・春下〉
なかれ【勿れ/莫れ/毋れ】
《形容詞「なし」の命令形》禁止の意を表す。してはいけない。するな。「驚く—」「待つこと—」
なか‐ろうか【中廊下】
両側に部屋または住戸を配置してある廊下。
なか‐わた【中綿】
布団・着物などの中に入れる綿。
なか‐わたり【中渡り】
織物・陶磁器などで、古渡(こわた)りと後渡(のちわた)りとの中間の、永正・大永(1504〜1528)のころに渡来したこと。また、そのもの。ちゅうわたり。
なか‐わん【中椀】
親椀(おやわん)の次の大きさの椀。汁物を入れるのに用いる。
仲(なか)を裂(さ)・く
親しい者どうしの関係を無理に切り離す。「親子の—・く」