なよび‐か
[形動ナリ] 1 手ざわりや肌ざわりがしなやかであるさま。なよやか。「白き御衣どもの—なるに」〈源・総角〉 2 人柄などが、上品でやさしいさま。「—に女しと見れば、あまり情にひきこめられて」〈源...
なら
[副助]《断定の助動詞「なり」の未然形から》体言に付く。話題となるものを取り上げて示す。…について言えば。「母—間もなく帰ると思います」 [並助]《近世語》いくつかの事柄を並列して言うのに用...
なら・す【均す/平す】
[動サ五(四)] 1 高低・凹凸をなくして平らにする。「グラウンドを—・す」 2 平均する。「利益を—・して分配する」
ならず‐もの【成らず者/破落戸】
1 品行の悪い者。また、定職がなく、悪事をして歩きまわる者。無頼漢。ごろつき。 2 生計が思うようにならない者。「銀の才覚—と茶屋にはせかれ」〈浄・女腹切〉
なま‐はんか【生半可】
[名・形動]十分でなく中途半端であること。いいかげんであること。また、そのさま。「—な(の)知識」「—な気持ちではだめだ」
なま‐ぬか・る【生抜かる】
[動ラ四]うっかり油断する。また、どことなく間が抜けている。「—・って侮られな」〈浄・松風村雨〉
ナポリ‐おうきゅう【ナポリ王宮】
《Palazzo Reale di Napoli》イタリア南部、カンパニア州の都市ナポリにある宮殿。17世紀初頭、スペイン統治時代にフェリペ3世の居城として建築家ドメニコ=フォンタナの設計により...
なま‐おか・し【生可笑し】
[形シク]少し心がひかれる。なんとなく興味がある。「—・しくもあはれにもおぼし出でけり」〈源・若菜下〉
なま‐おそろ・し【生恐ろし】
[形シク]なんとなく恐ろしい。「—・しと思へるけしきを見て」〈更級〉
なま‐うた【生歌】
1 未熟な歌。へたな歌。 2 録音された音声ではなく、その場で実際に歌うこと。