タンタル【(ドイツ)Tantal】
バナジウム族元素の一。鋼灰色で展性・延性に富み、耐酸性がよい。化学工業用耐酸材・電子管材料などに利用。元素記号Ta 原子番号73。原子量180.9。
うな・ぐ【項ぐ/嬰ぐ】
[動ガ四]うなじに掛ける。「菅笠小笠我が—・げる珠の七つ緒」〈万・三八七五〉
うた‐ぐち【歌口】
1 笛・尺八などの管楽器で、口を当てて吹く穴。 2 和歌をじょうずに詠むこと。また、その人。 3 和歌の詠みぶり。「稽古も—もおなじ程の人の」〈ささめごと〉
うな‐い【髫/髫髪】
《「項(うな)居(い)」の意か》 1 昔、7、8歳の童児の髪をうなじのあたりで結んで垂らしたもの。また、女児の髪を襟首のあたりで切り下げておくもの。うないがみ。 2 髪形を1にした童児。幼い子供...
い‐ぶつ【異物】
1 普通とは違ったもの。違和感を与える奇異なもの。 2 体内に入ってきて、または体内に発生して、周囲の体組織になじまないもの。「目に—が入る」「腹部の—を摘出する」 3 死体。死骸(しがい)。「...
エネルギー【(ドイツ)Energie】
1 物事をなしとげる気力・活力。精力。「仕事で—を消耗する」「若い—」 2 物体が物理的な仕事をすることのできる能力。力学的エネルギー(運動エネルギーと位置エネルギー)のほか、光・電気・熱・化学...
いにしえ‐びと【古人】
1 昔の世の人。古人(こじん)。「—の心なほく、詞みやびやかに」〈歌意考〉 2 前に親しくしていた人。昔なじみ。旧知。「眉根(まよね)掻き下いふかしみ思へるに—をあひ見つるかも」〈万・二六一四〉
うみ【海】
文芸雑誌。昭和44年(1969)中央公論社から創刊、昭和59年(1984)終刊。海外作品を多く紹介したほか、村上春樹の評論や唐十郎の戯曲など、さまざまなジャンルの作品を掲載。
近藤啓太郎の長...
えもん‐つき【衣紋付き】
衣服の着方。着こなし。衣装つき。「背向きに頸(うなじ)を捻じて、—を映した時」〈鏡花・婦系図〉
いち‐げん【一見】
1 初めて会うこと。特に、旅館や料理屋などの客がなじみでなく、初めてであること。また、その人。「—さんはお断りしています」 2 遊里で、遊女に初めて会うこと。初会。「—に馴れ馴れしきことながら」...