なます【膾/鱠】
古くは、魚・貝・獣などの生肉を細かく刻んだもの。のちに、魚・貝や野菜などを刻んで生のまま調味酢であえた料理をさす。
なま・す【鈍す】
[動サ五(四)] 1 焼いた鋼を水やぬるま湯に入れて硬度を高める。「刃物を—・す」→にらぐ 2 高温で熱した鉄材などをゆっくりと冷やす。焼き鈍(なま)しをする。「鉄線をー・す」→焼き鈍し
なます
[助動][なませ|なまし|なます|なます|なますれ|なませ]《「なさいます」の変化形「なはいます」「なはます」の音変化。近世後期の遊里語》動詞の連用形に付いて尊敬の意を表す。…なさいます。「お家...
なます‐ざら【膾皿】
なますなど汁気のある副菜を盛る皿。直径15センチ程度で、縁が立ち上がった形をしている。
ナマステ【(ヒンディー)namaste】
[感]あいさつに用いる語。おはよう。こんにちは。こんばんは。
膾(なます)に叩(たた)・く
細かに切り刻んで膾にする。転じて、大勢で人をめった打ちにする。「—・けと声々にをめいてかかれば」〈浄・聖徳太子〉
膾(なます)を吹(ふ)・く
⇒羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く