てん‐じょう【天壌】
天と地。天地。「幸福の度は—啻(ただ)ならずと雖(いえど)も」〈田口・日本開化小史〉
そく‐しゅう【速習】
[名](スル)技能を短期間でならうこと。「パソコンを—する」「—コース」
そくせん‐そっけつ【速戦即決】
持久戦にならないように、短時間で勝負をきめること。また、論争などで、短時間で物事の決着をつけること。
ぞく‐しゅう【俗習】
世間一般のならわし。世俗の習慣。
ぞくない‐こん【族内婚】
所属する集団内で配偶者を求めねばならない婚姻の規制。親族集団や、身分・職業・宗教などに基づく社会集団に認められる。内婚。⇔族外婚。
ぞく【俗】
[名・形動] 1 世のならわし。その土地や時代の風俗・習慣。「—に入(い)っては—に従え」 2 世間一般。民間。「—受け」「—では水戸の御隠居様という」〈福沢・福翁自伝〉 3 民間で普通に行われ...
そこ‐どころ【其処所】
[名](あとに打消しの語を伴って用いる)それどころ。「娘は—で無いから頻りに迫る」〈風葉・青春〉
[代]中称の指示代名詞。 1 どこそこの所。「—ともなくいみじく苦しくし給ひて」〈源・若菜下...
そ‐こ【其処/其所】
[代] 1 中称の指示代名詞。聞き手に近い場所、また、聞き手と話し手の双方が承知している場所・事柄をさす。 ㋐その場所。「—にある袋」 ㋑その点。その事。「—がむずかしいところだ」 ㋒その局面。...
ぞくがい‐こん【族外婚】
所属する集団内では婚姻が禁止され、他集団に配偶者を求めなければならない婚姻の規制。リネージや氏族などの血縁集団にみられる。外婚。⇔族内婚。
そ‐がい【背向】
1 後ろ向き。背中合わせ。「お町は顔を真紅(まっか)にして—にもなられず」〈柳浪・骨ぬすみ〉 2 後方。背後。「筑波嶺に—に見ゆる葦穂山悪しかるとがもさね見えなくに」〈万・三三九一〉