ごうほう‐たい【合胞体】
動物において、2個以上の核をもつ細胞。細胞分裂が不完全に行われた場合と、複数の正常な細胞が融合する場合がある。骨格筋の筋繊維形成、哺乳類の胎盤、ウイルス感染時の細胞融合などで生じる。シンシチウム。
ごか‐の‐ほう【五家の法】
近接する5戸を一組とし、その組の連帯責任において治安維持などの取り締まりに任じさせたもの。中国の周代の制度にならい、日本では律令制で五保の制が敷かれたが、江戸時代の五人組制度もこの系統を引くもの。
ごけい‐かんぜい【互恵関税】
特定の二国間貿易において、相互に関税率を引き下げ、第三国に対するよりも低率にする関税。
ごしちにち‐の‐みずほう【後七日の御修法】
《真言宗では御修法を「みしほ」とよみならわす》正月8日からの7日間、天皇の安穏・国家の繁栄・五穀の豊作などを祈って、宮中の真言院で、東寺の長者を導師として行われた真言の秘法。承和元年(834)空...
ごじゅういちパーセント‐こうげき【五十一パーセント攻撃】
《51 percent attack》仮想通貨の取引情報の記録に用いられるブロックチェーンにおいて、悪意あるグループや個人がマイニング(採掘)を独占して行うことで、不正な取引を承認したり、正当な...
ゴスラー【Goslar】
ドイツ中北部、ニーダーザクセン州の都市。10世紀にハルツ山脈のランメルスベルク鉱山において採鉱(金・銀・銅・鉛)が始まり、神聖ローマ帝国の直轄領として発展。13世紀には神聖ローマ帝国の自由都市と...
ごそうせんだん‐ほうしき【護送船団方式】
《護送船団は最も速度の遅い船舶に合わせて航行するところから》特定の産業において、最も体力のない企業が落伍しないよう、監督官庁がその産業全体を管理・指導しながら収益・競争力を確保すること。特に、第...
ゴースト‐タッチ【ghost touch】
スマートホンなどのタッチパネル式ディスプレーにおいて、タッチ操作をしていないにもかかわらず、意図しない動作をする現象。ディスプレーの汚れや水気、端末本体の熱暴走、アプリの不具合などによって生じる。
ゴースト‐フォロワー【ghost follower】
SNSなどのソーシャルメディアにおいて、記事投稿や他人の投稿への反応といった具体的な活動をしていないフォロワー。フォロワー数を水増しするために不正に売買されるアカウントなども含む。
さいくつ‐そくど【採掘速度】
仮想通貨で用いられるブロックチェーン技術に必要なハッシュ値を計算する速度。マイニング(採掘)とよばれる膨大な計算量を必要とする作業において、コンピューターの演算速度の単位として用いられる。1秒間...