ちゅうべい‐かいこう【中米海溝】
東太平洋のメキシコ南部からコスタリカにかけての南西沖に位置する海溝。最深部6662メートル。中央アメリカ海溝。
ちゅうねん‐ぶとり【中年太り/中年肥り】
40歳代から50歳代にかけて、栄養過多や運動不足などによって肥満すること。また、その状態。→メタボリックシンドローム
ちょうばん‐るい【鳥盤類】
鳥盤目の恐竜の総称。骨盤の形が鳥に似て、恥骨が座骨に平行になっている。2脚歩行のイグアノドン、4脚歩行のステゴサウルスなどが含まれ、いずれも草食性で、中生代のジュラ紀後期から白亜紀後期にかけて繁...
ちれい【地霊】
《原題、(ドイツ)Der Erdgeist》ウェデキントによる戯曲。1895年発表。1898年初演。「パンドラの箱」とあわせてルル2部作と呼ばれ、ベルクの最晩年のオペラ作品「ルル」の原作として...
つまぎ【妻木】
松瀬青々の個人句集。明治37年(1904)から明治39年(1906)にかけて、冬、新年および春、夏、秋の4分冊で刊行。
つくつく‐ぼうし【つくつく法師】
《鳴き声から。「法師」は当て字》セミ科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで約4.5センチ、暗黄緑色の地に黒紋があり、背にW形の紋をもつ。晩夏から秋にかけて現れ、雄はツクツクオーシと鳴く。寒蝉(かんせ...
つくだじまふたりしょぼう【佃島ふたり書房】
出久根達郎の長編小説。明治から昭和の高度成長期にかけての東京の下町を舞台に、二人の男の友情を描く。平成4年(1992)刊行。同年、第108回直木賞受賞。
つじ‐が‐はな【辻が花】
模様染めの名。室町中期から桃山時代にかけて盛行。帷子(かたびら)(麻布の単(ひとえ)の着物)に紅を基調にして草花文様を染め出したもの。絞り染めに、描絵・摺(す)り箔・刺繍(ししゅう)をほどこした...
ツゲンドハット‐てい【ツゲンドハット邸】
《Villa Tugendhat》チェコ東部、モラバ地方の都市ブルノにある邸宅。1929年から1930年にかけてドイツの建築家ミース=ファン=デル=ローエにより建造。モダニズム建築の傑作として知...
つづら‐ふじ【葛藤】
ツヅラフジ科の落葉性の蔓(つる)植物。山地にみられ、蔓で他に巻きつく。葉は広卵形または円形で柄が長く、互生。雌雄異株で、夏、淡緑色の花をつける。蔓はかごを編む材料となり、根や茎は漢方で漢防已(か...