あかかみ‐あり【赤噛蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約3〜5ミリ。体は赤褐色、頭部は褐色。攻撃性が強く、腹部の毒針で刺されると激しい痛みがある。米国南部から中米にかけて分布。日本では特定外来生物の一。
アガシー‐こ【アガシー湖】
《Lake Agassiz》約3万年から約8000年前にかけて、北米大陸にあった氷河湖。更新世末期の最終氷期後に氷床が溶け、現在のカナダ中央部に形成。面積は五大湖の合計をはるかにしのいだ。約80...
あかげ‐ざる【赤毛猿】
オナガザル科の猿。ニホンザルと近縁。毛色は灰褐色で腰が橙(だいだい)色。インドから中国南部にかけて分布。リーサスモンキー。ベンガルざる。インドざる。
あかつき‐の‐ちゃじ【暁の茶事】
茶事七式の一。1、2月の厳寒期の午前4時から5時にかけて席入りをする茶会。残灯の茶事。残月の茶事。夜込み。
あか‐ふじ【赤富士】
雲・霧と朝日との関係で、晩夏から初秋にかけての早朝に、富士山が赤く見える現象。北斎の「富嶽三十六景」の一つとしても知られる。《季 夏》「—に露滂沱(ばうだ)たる四辺かな/風生」 [補説]作品名別...
あか‐の‐きゅうでん【赤の宮殿】
《Palazzo Rosso》イタリア北西部、リグリア州の都市ジェノバにある宮殿。17世紀後半、ブリニョーレ=サーレ家の邸宅として建造。名称はファサードの赤い石材による切石装飾に由来する。現在は...
アガトンものがたり【アガトン物語】
《原題、(ドイツ)Geschichte des Agathon》ウィーラントの長編小説。1766年から1767年にかけて発表。ギリシャを舞台に、青年アガトンの精神的成長を描く。ドイツ教養小説の先...
アナバルザ【Anavarza】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南部の都市アダナの北東約70キロメートルに位置する。古代ローマ帝国の属州キリキアの都市の一つで、2世紀から3世紀頃にかけて隆盛した。6世紀に大地震に見舞われ...
アバーコンウィ‐ハウス【Aberconwy House】
英国ウェールズ北部の町コンウィにある商家。13世紀から14世紀にかけて建てられた、木組みに漆喰(しっくい)を塗った伝統的な建物。
いけのぼう‐りゅう【池坊流】
華道の流派の一。室町中期、専慶の立花に始まり、専応(せんおう)・専栄(せんえい)を経て、桃山期から江戸前期にかけて初世および2世専好により大成された。諸流派中、最も古い伝統をもち、現在もなお最大...