に‐つつじ【丹躑躅】
赤い花の咲くツツジ。特に、ヤマツツジのこと。「竜田道の岡辺の道に—のにほはむ時の」〈万・九七一〉
に‐つま・る【煮詰(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 煮えて水分がなくなる。「汁が—・る」 2 討議・検討が十分になされて、結論が出る段階に近づく。「問題が—・ってきた」→生煮え [補説]近頃では、「煮詰まってしまっていい考え...
に‐つめ【煮詰め】
アナゴなどの食材の煮汁に、醤油とみりん・砂糖などを加えて煮詰めたもの。アナゴやシャコ・ハマグリなどの鮨種(すしだね)に塗って供される。詰め。
に‐つ・める【煮詰める】
[動マ下一][文]につ・む[マ下二] 1 煮て水分を少なくする。「—・めてとろりとさせる」 2 討議・検討を十分に重ねて結論を出す。「計画を—・める」
に‐つら・う【丹つらふ】
[動ハ四]《後世は「にづらう」とも》赤く照り映える。特に、ほおが紅色の美しい顔色をしている。「吾のみやかく恋すらむかきつばた—・ふ妹はいかにあるらむ」〈万・一九八六〉
に‐つれ【に連れ】
[連語]「に連れて」に同じ。「時がたつ—熱が冷める」
に‐つれ‐て【に連れて】
[連語]《格助詞「に」+動詞「つ(連)れる」の連用形+接続助詞「て」》物事・状態の変化に伴って、他も変化する意を表す。…にしたがって。…とともに。…につれ。「開始が近づく—緊張が高まる」「人口の...