しんじゅふじん【真珠夫人】
菊池寛の長編小説。大正9年(1920)大阪毎日新聞・東京日日新聞で連載。父の借金により船成金の老人のもとに嫁がされた瑠璃子が、恋人直也のため貞操を守りつつ、男たちを手玉にとって生きてゆくさまを描...
シー‐オー‐アイ【COI】
《conflicts of interest》利益相反。一方の利益が、他方の不利益になること。特に、医療分野の臨床研究におけるものをいう。→利益相反行為 [補説]企業から資金を提供されている医療...
じ‐きょう【自矜】
自分をほこること。自慢。また、自負。「—心の高い彼にとって」〈中島敦・李陵〉
じこ‐そがい【自己疎外】
《(ドイツ)Selbstentfremdung》 1 ヘーゲル哲学で、ある存在が自己の本質を本来的自己の外に出し、自己にとって疎遠な他者となること。疎外。 2 初期におけるマルクスの哲学で、資本...
じゅうぎょういんもちかぶ‐せいど【従業員持(ち)株制度】
社員が自分の勤める会社の株式を購入する制度。多くの場合、社員で構成される持株会が購入するため、個人では少額の出資でも可能。会社にとっては安定株主の確保と、社員のロイヤリティー(帰属意識)を向上で...
じゅうたくローンたんぽ‐しょうけん【住宅ローン担保証券】
不動産担保証券の一種で、住宅ローン債権を証券化したもの。日本では、住宅金融支援機構や銀行が住宅ローンを担保にして発行する証券。金融機関にとって返済が長年にわたる住宅ローンを途中で現金化できる利点...
じゅん‐しょうひたいしゃく【準消費貸借】
消費貸借契約によらない契約によって発生した債務を、消費貸借契約に切り替えること。例えば、商品の売買代金の支払いが困難になった債務者が、債権者の合意のうえで、買掛金(債権者にとっては売掛金)を借入...
じょうたい‐ず【状態図】
ある物質または混合物の状態を示すため、圧力・温度を変数にとって、気相・液相・固相間の平衡関係を図示したもの。相図(そうず)。
じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】
胎児が、母体外において、生命を保持することのできない時期に、人工的に、胎児及びその付属物を母体外に排出すること。妊娠の持続が母体にとって危険である場合などに行うもので、日本では母体保護法に基づき...
じんこう‐もんだい【人口問題】
社会の存続や発展にとって、支障をもたらす恐れのあるような人口の質的、量的変化。