たいぎゃく‐ざい【大逆罪】
天皇・太皇太后・皇太后・皇后・皇太子・皇太孫に対して危害を加え、または加えようとすることによって成立した罪。犯した者は死刑に処せられることになっていた。昭和22年(1947)の刑法改正で廃止。
たい‐くん【大君】
1 君主の尊称。 2 江戸時代、外国に対して用いた徳川将軍の称。
たい‐ぐう【対偶】
1 二つで組みになっているもの。対(つい)。「この線は、鬢(びん)の下端の線などと目立った—をしている」〈寅彦・浮世絵の曲線〉 2 対句(ついく)。 3 論理学で、「pならばqである」に対して、...
たいぐう‐ひょうげん【待遇表現】
聞き手や話題の中の人物に対して、話し手の尊敬や卑しめの気分を言い表す言語表現。→敬語 →卑罵語(ひばご)
たいこう‐ようけん【対抗要件】
当事者間で効力の生じた法律関係または権利関係を、第三者に対して主張するための要件。不動産物権の得喪・変更における登記など。
たいこく‐しゅぎ【大国主義】
国際関係において、経済力・軍事力に勝っている国がその力を背景として小国に対してとる高圧的な態度。
たいさいぼう‐こうひんどとつぜんへんい【体細胞高頻度突然変異】
抗体の産生を担うB細胞で、免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)の遺伝子に体細胞レベルの突然変異が高頻度で起こること。この変異は、抗原と結合する可変領域で起こり、これによって、特定の抗原...
たい‐しつ【耐湿】
湿気に対して強いこと。湿気にあっても変質しにくいこと。「—性」
たい‐しゃ【大赦】
《古くは「だいしゃ」とも》 1 恩赦の一。政令で定めた罪について、有罪の判決を受けた者に対しては判決の効力を失わせ、まだ有罪の判決を受けていない者に対しては公訴権を消滅させるもの。 2 律令制の...
たい‐しょう【対象】
1 行為の目標となるもの。めあて。「幼児を—とする絵本」「調査の—」 2 哲学で、主観・意識に対してあり、その認識や意志などの作用が向けられるもの。