ね‐あらい【値洗い】
貸借取引などで、同一銘柄について高低まちまちな多くの約定値段を毎日1本の標準値段に引き直し、その差額を受け渡しながら取引を続けること。
ね‐あわせ【根合(わ)せ】
物合わせの一。平安時代の遊戯で、陰暦5月5日の端午の節句に、左右に分かれて菖蒲(しょうぶ)の根の長短を比べあい、和歌を詠み添えて勝負を競ったもの。菖蒲合わせ。
ネアンデル‐たに【ネアンデル谷】
《Neanderthal》⇒ネアンデルタール
ネアンデルタール【Neanderthal】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の州都、デュッセルドルフ近郊にあるデュッセル川の谷。1856年、ネアンデルタール人の骨が発見された場所として知られる。ネアンデル谷。
ネアンデルタール‐じん【ネアンデルタール人】
《(ドイツ)Neanderthal》旧人に属する化石人類。1856年、ドイツのデュッセルドルフ近郊に位置するネアンデルタールの石灰岩洞穴で初めて発見され、以後、アフリカ・ヨーロッパ・西アジアなど...
ねい【佞】
[音]ネイ(漢) 1 口先がうまい。心がねじけている。「佞奸(ねいかん)・佞言・佞臣・佞人/奸佞・邪佞」 2 人あたりがよい。才がある。「不佞」 [補説]「侫」は俗字。
ねい【寧】
[常用漢字] [音]ネイ(漢) ニョウ(ニャウ)(呉) [訓]むしろ 1 安らかに落ち着いている。「寧歳・寧日/安寧」 2 ねんごろ。「丁寧」 [名のり]さだ・しず・やす・やすし
ネイ【(ペルシア)ney】
北アフリカから西アジアにかけて用いられる尺八系の縦笛。ふつう、葦(あし)製で、前面に5〜7、背面に1個の指孔がある。ナーイ。
ねい
[感]呼ばれて答えるとき、また同意を表すときに発する語。はい。あい。へい。江戸時代に武家の奴(やっこ)、下男などが主人に対して用いた。「『伝助わごりょも、ひとつ飲みやれ』『—』」〈滑・膝栗毛・二〉
ねい‐あく【佞悪】
[名・形動]心の曲がっていること。また、そのさま。「—な手合い」「—奸智(かんち)」