とりげりゅうじょのびょうぶ【鳥毛立女屏風】
正倉院に伝わる屏風の一。六扇からなり、各扇に唐装の婦人を一人配した樹下美人図。天平勝宝8年(756)の東大寺献物帳に記載される。頭髪・着衣・樹木などにヤマドリの羽毛が貼(は)られていたのでこの名...
とっくり‐くじら【徳利鯨】
アカボウクジラ科のハクジラ。体長約9〜10メートル。頭部がとっくり形に丸く発達する。北大西洋から北極海にかけて生息するキタトックリクジラと、南極海などに生息するミナミトックリクジラがいる。
どん‐と【呑吐】
[名](スル)のむことと、はくこと。のんだりはいたりすること。「相模灘は…太平洋の水を—して居る」〈蘆花・自然と人生〉
なか‐どう【中胴】
紳士服で、腹のもっともふくらんだ、あるいはくびれた部分。また、その寸法。
トワイゼル【Twizel】
ニュージーランド南島中西部の町。1960年代に水力発電所の開発拠点として建設。現在はクック山があるアオラキクック山国立公園への観光拠点として知られる。トゥワイズル。
とり‐はな・つ【取り放つ】
[動タ四] 1 引き離す。別々にする。「まだ幼くおはせし折より—・ち養ひ奉らせ給ひけるほどに」〈栄花・後悔の大将〉 2 取り外す。「北の御障子も—・ちて、御簾(みす)かけたり」〈源・鈴虫〉 3 ...
ドナウ‐デルタ【Delta Dunării】
ルーマニア東部、黒海に注ぐドナウ川が形成する三角州。ドナウ川は河口付近で聖ゲオルゲ、スリナ、キリアという三つの分流になり、無数の湖沼が点在する広大な湿原を流れる。手つかずの自然が残るヨーロッパ最...
と・す【吐す】
[動サ四]はく。もどす。「物を食して—・すものを膈(かく)といふは」〈滑・浮世風呂・前〉
てんぴょう‐じだい【天平時代】
日本の文化史、特に美術史上の時代区分の一。白鳳(はくほう)時代の後、平城京遷都の和銅3年(710)から平安京遷都の延暦13年(794)までをさす。
と【吐】
[常用漢字] [音]ト(呉)(漢) [訓]はく 口からはき出す。「吐血・吐瀉(としゃ)・吐露/嘔吐(おうと)・音吐・呑吐(どんと)」 [難読]反吐(へど)