いし‐じつげん【意思実現】
契約申し込みに対して、承諾通知はせずに、承諾意思があると推断されるような行為を通じて意思表示をすること。推断行為。
いせ‐かいどう【伊勢街道】
伊勢神宮への参詣路の総称。東海道の四日市追分から南下する参宮街道や、大和の桜井から初瀬(はせ)を経て青山峠を越える初瀬街道などがある。
いそ【磯】
[名] 1 海・湖などの波打ち際。水際。特に、石の多い海岸。 2 波をかぶったり流れに洗われたりする岩石。 3 冠(かんむり)の縁(へり)の名。 4 琵琶・和琴(わごん)・箏(そう)の胴の側面...
いちじょう‐いちげ【一上一下】
《上から切りおろし、下から切り払う意から》 1 上がったり下がったりすること。「肉叉(フオーク)と食刀(ナイフ)を十文字に構えたが、梭(おさ)を投げるように左右の—するのを」〈紅葉・多情多恨〉 ...
いちにち‐そう【一日葬】
通夜はせず、火葬と告別式を1日で行う葬式。
いち‐ぶん【一分】
1 一身の面目。一人前の人間としての名誉。体面。「—がすたる」 2 10に分けたものの一つ。転じて、ごくわずかな部分。「衆生の中に—の仏性无(な)き者有りと云ふ」〈今昔・四・二八〉 3 自分ひと...
いっ‐しょ【一所】
1 一つの場所。ひとところ。1か所。 2 同じ場所。同所。「—に会する」 3 「一緒(いっしょ)」に同じ。「兎も角も—に来て見ろと云うから」〈漱石・坊っちゃん〉 4 「一人」を尊敬していう語。→...
いぬ‐い【犬居】
犬が座っている姿勢。人がしりもちをついた姿や、両手を地面について座り込んでいるようすをいう。「童が腹巻きの引き合はせをあなたへつっと射ぬかれて、—に倒れぬ」〈平家・一一〉
命(いのち)生(い)・く
1 生き長らえる。「年老い衰へたる母、—・きても何にかはせんなれば」〈平家・一〉 2 命を取り留める。危ないところを助かる。「たとひ兼康—・きて、再び平家の御方へ参りたりとも」〈平家・八〉
いま‐まいり【今参り】
御所や大名家などに仕えはじめたばかりであること。また、その人。新参者。「あれは—か、などわらはせ給ひて」〈枕・一四三〉 [補説]狂言の曲名別項。→今参