まさ‐ざま【増様】
[形動ナリ]程度が一層はなはだしいさま。「あまりさへ疫癘(えきれい)うちそひて—にあとかたなし」〈方丈記〉
ます‐ます【益/益益】
[副]《動詞「ま(増)す」を重ねた語》程度が一層はなはだしくなるさま。いよいよ。「風雨は—激しくなる」「老いて—盛んだ」
ます【鱒】
サケ科の魚で「マス」とつく名のものの称。特に、サクラマス・カラフトマスをいう。また、釣りではニジマスをさすこともある。《季 春》「—生(あ)れて斑雪(はだれ)ぞ汀(みぎは)なせりける/波郷」 [...
マダイ‐どうくつ【マダイ洞窟】
《Madai Caves》マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州にある洞窟。ラハダトゥの南西約50キロメートルに位置する。この地域に点在する石灰岩洞窟の一つであり、3000年前の古代の墓の跡などが...
枕(まくら)枕(ま)・く
枕として寝る。「道の後(しり)古波陀嬢子(こはだをとめ)を神の如(ごと)聞こえしかども相—・く」〈記・中・歌謡〉
まだら‐ぶすま【斑衾】
まだら模様のある夜具。「寸戸人(きへひと)の—に綿さはだ入りなましもの妹(いも)が小床(をどこ)に」〈万・三三五四〉
まぐろ【鮪】
1 スズキ目サバ科マグロ属の海水魚の総称。クロマグロ・キハダ・メバチ・ビンナガなど。体は大形で紡錘形をし、背面は青黒色、腹面は銀白色。外洋を回遊し、体側の赤色筋(血合(ちあい))が発達している。...
まき‐はだ【槙肌】
⇒まいはだ
ぼろ・い
[形] 1 元手や労力にくらべて、利益がはなはだ多い。楽で、もうけが多い。「—・い商売」 2 《「ぼろ(襤褸)」の形容詞化》古くなって傷んでいる。ぼろっちい。「—・い車」 [派生]ぼろさ[名]
ほんまつ‐てんとう【本末転倒】
[名](スル)根本的で重要なこととささいでつまらないことを取り違えること。「—もはなはだしい」「—した考え」