はつ‐ふゆ【初冬】
冬の初め。しょとう。また、陰暦10月の異称。《季 冬》「—や日和になりし京はづれ/蕪村」
はつ‐ぶたい【初舞台】
1 俳優として初めて舞台に出て演技すること。また、その舞台。「—を踏む」 2 初めて公式の場で物事を行うこと。また、その場。
は‐つぶり【半首/半頭】
顔面を防御する武具の一。前額部から両ほおにかけて覆う鉄製の面具。平安末期から鎌倉時代に用いられた。はつむり。
はつ‐ほ【初穂】
1 その年最初に実った稲の穂。 2 その年最初に収穫した穀物・野菜・果実など。 3 その年最初に収穫し、神仏・朝廷に奉る穀物などの農作物。また、その代わりとする金銭。「お—料」 4 初めて食べる...
はつほ‐りょう【初穂料】
神道で、儀式のときに神前にささげる供物の金品。→初穂3
はつ‐ぼく【発墨】
硯(すずり)ですったときの、墨汁の濃淡や光沢のぐあい。墨のすれぐあい。
はつ‐ぼく【溌墨】
水墨画の技法の一。画面に墨をそそいで一気に着衣の人物像や山・石・樹木などの形を描くと同時に、その濃淡で立体感を表すもの。中国盛唐後期に始まる。→破墨(はぼく)
はつ‐ぼし【初星】
相撲で、初めての白星。初白星。
はつ‐ぼん【初盆】
「新盆(にいぼん)」に同じ。
はつ‐まいり【初参り】
[名](スル)「初詣(はつもう)で」に同じ。《季 新年》「大雪に賽銭(さいせん)減りぬ—/三允」