なむ
[係助]《上代の係助詞「なも」の音変化。「なん」とも》名詞、活用語の連用形・連体形、副詞、助詞に付く。 1 上の事柄を強く示す意を表す。「夜半(よなか)うち過ぐるほどに—、絶えはて給ひぬる」〈...
なま‐むつか・し【生難し】
[形シク]なんとなくめんどうである。こうるさい。「しばしは、—・しう煩はしきやうにはばからるることあれど」〈源・夕霧〉
なん‐だ【何だ】
[連語]《「だ」は断定の助動詞》 1 疑問を表す。「あの音は—」「それが—というんだ」 2 直接言うのがはばかられたり、適当な言い方が見つからなかったりする場合に、代わりに用いる語。「自分で言う...
なき‐な【無き名】
[連語]身に覚えのないうわさ。ぬれぎぬ。「—ぞと人には言ひてありぬべし心の問はばいかが答へむ」〈後撰・恋三〉
な・く【泣く/鳴く/啼く】
[動カ五(四)] 1 (泣く) ㋐悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえることができず、声をあげたり、涙を出したりする。「うれし泣きに—・く」「大声をあげて—・く」「話に感動して—・く」 ㋑身に...
名(な)にし負(お)・う
《「し」は強意の副助詞》「名に負う」に同じ。「—・う富士の高嶺」「—・はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」〈伊勢・九〉
ね‐ば・う【根延ふ】
[動ハ四]《「ねはう」とも》根が長くのびる。根が張る。「磯の上に—・ふむろの木見し人をいづらと問はば語り告げむか」〈万・四四八〉
遠(とお)き守(まも)り
遠く冥土(めいど)から加護すること。「草の陰にてもうれしと存じ候はば、遠き御守りでこそ候はんずれ」〈平家・七〉
所(ところ)を置(お)・く
遠慮する。はばかる。「この世には我に所置き給ふべし」〈大鏡・時平〉
トップ‐ハット【Top Hat】
米国の映画。1935年作。フレッド=アステアとジンジャー=ロジャース主演によるミュージカルコメディー。音楽はバーリン。ダンサーと美しいモデルの恋を描く。