うら‐かいどう【裏街道】
１ 公式の街道ではない道路。「日光街道の—」⇔表街道。 ２ まっとうでない生き方、また、恵まれない生き方や生活のたとえ。「人生の—ばかり歩(あゆ)んできた」⇔表街道。
うわ‐も・る【上盛る】
［動ラ四］上気する。のぼせる。また、声などが調子はずれにうわずる。「さぞ悲しかろと、あいさつも何するやら、声も—・るばかりなり」〈浄・生玉心中〉
うん‐じょう【雲上】
《古くは「うんしょう」》 
［名］ １ 雲の上。 ２ 一般から離れた所。特に、宮中。「急ぎ大しうを—へ召され」〈伽・七草草紙〉 
［形動ナリ］ようすや態度が高貴なように見えるさま。また、偉そうな...
海(うみ)の物(もの)とも山(やま)の物(もの)ともつか◦ない
物事の正体・本質がつかめず、将来どうなっていくか見当のつかないたとえ。海とも山とも知れず。「始めたばかりで、まだ—◦ない新商売だ」
え・う【酔ふ】
［動ハ四］《「よ（酔）う」の古形》 １ 酒気が回る。「さばかり—・ひ給へる御心地にも」〈紫式部日記〉 ２ 気分が悪くなる。「かくの如くして行く程に、三人ながら—・ひぬれば」〈今昔・二八・二〉 ３...
えせ‐うた【似非歌】
形ばかりで、本当の歌とはいえないような歌。つまらない和歌。「—どもにいたりては、またいづれもよろしからず」〈無名抄〉
えい‐じ【嬰児】
生まれたばかりの赤ん坊。ちのみご。乳児。
えい
［感］ １ 力を込めたり、勇気を奮い起こしたり、決断したりしたときに発する語。「—、と投げつけた」「—、やってしまえ」 ２ 応答の語。はい。ええ。「—、といらへたりければ」〈宇治拾遺・一〉 ３ ...
えいきゅう‐きかん【永久機関】
永続的に運動を続ける機械または装置。外界に仕事をするばかりで、外界に何の変化も残さない装置を第1種永久機関、ただ一つの熱源から熱エネルギーを受け、それを全部仕事に変え、外界に何の変化も残さない装...
うや‐むや【有耶無耶】
［名・形動］ １ 《有るか無いかの意から》物事がどうなのかはっきりしないこと。また、そのさま。あいまいなさま。「責任を—にする」「そんな—な結論では困る」 ２ 思いわずらって胸がすっきりしないこ...
